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Memorable Moments
火曜日のクラスに出席したら、「なんでも鑑定団」が見られないことに気づいて愕然としたTEX加藤です。このタームの間に高額鑑定が出たらと思うと夜も眠れません(春日三球風←古い)。あの番組、海外でも受けそうな気がしますが、放送されたりしてるんですかね。

ところで、今、今日提出する「Memorable Moments in Language Leaning」の原稿を半分書き終えたところです。夜のクラスまでに仕上げなければいけません。英語学習についての私の最初の転機は、高校二年生の夏休みで、それは以前記事にしました(いつ書いたか忘れたのでリンクなし)。

暇ですることがなかったので、部屋に山積みになっていた手つかずのトレーニングペーパーというものをやってみたら意外と面白くて、夏休み中毎日解いていたら、思いもかけず夏休み明けの実力テストで学年一位になり、それ以降は調子に乗ってついには外大に進んだ、という出来事でした。あの時トレーニングペーパーの営業のおばちゃんが家に来ていなかったら、今の彼はここにいないだろう(従属節が仮定法過去完了だけど主節がwould+原形のパターン)。

その他にもいくつか転機がありましたが、エッセイに書くことにしたのは、新入社員時代の通訳での大失敗の経験です。

当時、東証一部上場某音響メーカーに入社した私は、国際本部北米課(欧米か、じゃないよ)というところに配属されました。バブルの時って、どこの会社もあまり深く考えずに大量採用していたので、北米の現地法人向けに商品を販売する際のアシスタント的な業務に従事してはいたのですが、大した仕事はしていませんでした。

そんなぬるま湯に浸かっていた私が、ある日、国際会議での通訳の仕事を任されたんです。まあ英語ができるという理由で採用されたわけですから、当然求められる業務ですよね。内容としては、来期の北米向けの新商品のラインナップを決定する、という会議でした。北米の現地法人の責任者の方々が参加して、日本側とやり取りをして、最終的にどのモデルをどういう仕様で販売するかについて話し合うわけです。

で、何とかなるだろう、的な甘い考えでろくに準備もせずに通訳席に着いた私は、飛び交う専門用語の嵐に呆然としてしまったんです。何を話しているのか日本語でも分かりません(笑) 現地の方々からは鋭い視線で睨まれたり、私が言葉に詰まっていると、「About what?」と怒声を浴びせられたり。あまりにひどかったので、途中からはほとんど先輩社員が通訳を代わってくれました。

会議終了後には現地法人の方々から、「You didn’t do a good job.」と叱責され、さすがの私も自信喪失。そりゃそうですよね。オーディオの基礎知識もなくて、CDプレイヤーさえあれば音が鳴ると思っていたレベルだったんですから、通訳できるはずがありません。

その後、米軍基地担当営業に配属されたこともあって、商品については一通り英語で説明できるようになりましたが、仕事をしていく上では、英語バカではだめで、それ以外のビジネススキルが必要である、という当たり前のことに気付かされた出来事でした。「使えない英語」では意味がないということです。こうした英語学習の転機があったのは今から考えるとラッキーでしたが、当時は顔に縦線が入ったちびまる子ちゃん状態でした(笑)

皆さんにもきっと、「Memorable Moments in English Learning」がきっとあるでしょうね。記事の題材ににしてみてはいかがでしょうか。


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