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1日1問TOEIC0828
昨日の中央線の故障で、帰宅したのが深夜2時だったTEX加藤です。ぐったりと疲れましたが、車内やタクシー待ちの間に、英語学習がかなり進みました。しかも、最後は最寄り駅までのタクシーに若者2人と相乗りで、隣が女子だったのでちょっと浮かれてしまいました。いやあ、遅れてよかった(無理やり陽転思考)。

さて、昨日の問題文で使った英文について、ネイティブのコメントが届きました。

I think the problem here is essentially "making full use" coupled with "he chose". Really the sentence is now saying that his choice to become independent was made with full use of his TOEIC Test knowledge, which is illogical.

これは読者の方のご指摘と同じですね。「TOEICの知識をフル活用したことでTOEIC教師として独立することを選んだ」といったニュアンスで意味が通らないということです。なるほど。

さらに、

Also, "considerable deliberation" has a terrible ring to it. Should be
"After much deliberation," or
"After giving the matter considerable thought,"

だそうです。語感が悪いって事ですね。私のセンスのなさが浮き彫りに(笑)

彼が見本を付けてくれましたのでご紹介します。

"After giving the matter considerable thought, TEX Kato quit the company last week, electing to make full use of his knowledge of the TOEIC test and go independent as a TOEIC teacher."

さすがにネイティブっぽい文章ですよね。ここまでうまく書くのは大変です。

では、最後に日本人っぽい文章での1日1問です。

This summer, TEX Museum will feature events inspired by the ------- of Haruki Murakami.

(A) work
(B) works
(C) worked
(D) working

文意は、「今夏、テックスミュージアムは、村上春樹作品にインスパイアされたイベントを開催します」ですね。

正解は、(B)works(作品)です。

このworksの使い方を問う問題、パート5や6で時折出ます。「なんだ、簡単じゃん」と思っていると、ちょっと出題パターンを変えられると間違ってしまったりしますので、念のため用例を確認しておきましょう。


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「死神」は英語で?
昨日の例文につきまして、不自然なのでは、というご意見を頂きましたので、ちょっとネイティブってみました。

18歳米国人男性:「TOEICの知識を生かす→英語の先生になる」という流れなので、makingよりto makeの方が自然。「he chose to be」以下の意味がやや不明瞭。

25歳米国人女性:特に変だとは思わない。あえていえば、「he chose to be a freelance English teacher」の方がいいかも。

うーん。微妙ですね。取り急ぎ、修正するとすれば、

After considerable deliberation, TEX Kato quit the company last week, and to make full use of his knowledge about the TOEIC Test, he chose to be a freelance English teacher.

ぐらいでしょうか。もう一人ネイティブって(この日本語変かなあ)いるので、追加情報あればお知らせします。いや、それにしても勉強になります。ご意見ありがとうございました。

さて、先日テレビを見ていたら、プラベートジェット専門の取立て屋という米国のおじさんが出ていました。最近は不況のあおりで、借金のかたとしてのジェット機の取立て依頼が殺到していて大忙しなんだとか。「ふーん。面白い仕事があるんだなあ」と思いつつ見ていたら、テロップで、そのおじさんが、「死神と呼ばれる男」と紹介されていました。

そこでふと思ったのが、「死神」って英語でなんていうのかなあということです。「悪魔」とか「女神」なら出てくるのですが、「死神」といわれると、ぱっと出てきません。まあ知らなくても普段の生活に全く支障がないことは間違いありません(笑) 私も人生で「死神」なんて言葉を使ったのは、仮面ライダーに出てくる天本英世演ずる「死神博士」に似た人を見かけた時に心の中で思わず「うわ、リアル死神博士やん」とつぶやいた程度です。

で、そのおじさん(死神博士ではなく死神の方)の言動に注目していたら、

「They call me Grim Reaper.」

と。「あれ、Death Godじゃないの?(そんなわけない)」 死神って、「Grim Reaper」って言うんですね。知りませんでした。マンガの「デスノート」が好きで英語版を読んでいたらきっと分かりますね。まあTOEICでは絶対に出ることのない単語ですが、「ハマの死神とは俺のことよ」などというセリフを英語で言いたい場合にお役立てください。

では、今日の「覚えておきたいTOEIC単語」です。「今日の」と言いつつ初めて書きます。

TEX Kato, a delegation member from Japan, showed up at the party dressed in Grim Reaper costumes.

日本からの代表メンバーの一人であるTEX加藤は、パーティーに、死神の衣装に扮して現れた。

この、「delegation(代表団、派遣団)」を覚えておきましょう。それにしても死神の衣装でパーティーに登場するとは、いったい何の日本代表なのかは不明です。

しょうもない自作の文例なので、賢明な読者の皆さんは、ちゃんとした文例を英辞郎とか英英辞典で押さえておきましょう(と言い訳をあらかじめ書いておく)。


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