まず、AMから、以下は分かりますね。
上から1・3番目の項目 → パート1・2に該当(計40問)
上から2・4番目の項目 → パート3・4に該当(計60問)
ただし、同じパートでも、問題によってどっちの項目に該当するかが異なりますので、どのパートで何問間違えたか、までは分かりません。
で、ここからはちょっと面倒な計算は省略しますが、ヒロ前田さんの検証結果や、私の過去のAM、ネット上のAMのサンプルをチェックした結果、6月の第147回TOEICのフォーム4FIC12のリスニングパートのAMの各項目別の母数は以下の通りであったと推測されます。※サンプル数が少ないので多少の誤差はあるかもしれません。
1つ目の項目 21問 1問の価値 約4.8%
2つ目の項目 19問 1問の価値 約5.3%
3つ目の項目 19問 1問の価値 約5.3%
4つ目の項目 41問 1問の価値 約2.4%
6月のパート3・4では4つ目の項目に該当する問題が多かったのかもしれません。神崎さんの4つ目の項目の数字が98なので、小数点以下を四捨五入しているとすると、この項目で40問以上あることになります。これまでの私のAMでは、1問間違えるとこの項目の数字は97だったので、今回はこの項目が多めだったんでしょうか。
例えば、積読亭さんの6月のAMは、100 95 95 95 ですが、ここから何問間違えたかを計算することができます。
1つ目の項目 (100-100)÷4.8=0 全問正解
2つ目の項目 (100-95)÷5.3=0.95 1問ミス
3つ目の項目 (100-95)÷5.3=0.95 1問ミス
4つ目の項目 (100-95)÷2.4=2.05 2問ミス
合計96/100 スコア495
と、パート1・2で1問、パート3・4で3問の計4問のミスだったことが分かります。同じくネット上のサンプルで、L485(81 100 100 95)というものがありました。フォームが分からないのですが、仮に同じフォームだったとすると以下の計算となります。
1つ目の項目 (100-81)÷4.8=3.99 4問ミス
2つ目の項目 (100-100)÷.5.3=0 全問正解
3つ目の項目 (100-100)÷5.3=0 全問正解
4つ目の項目 (100-95)÷2.4=2.05 2問ミス
合計94/100 スコア485
つまり、この方は、パート1か2を後2問正解していれば495だったことになりますから、495を目指すのであれば、パート2の形式に慣れれば次回は495が取れる可能性が高いことになります。こうやって具体的なターゲットが分かると、効率的なスコアアップ対策になるかもしれませんね。
リーディングパートもこうした分析をやってみようかなあと思いましたが、頭が飽和したので、ご興味のある方はヒロ前田さんのブログをご覧ください。
なお、この計算式は、あくまで第147回の4FIC12にのみ適用されます。AMの数値はフォームや受験回によって異なりますので、あらかじめご了承ください。
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