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突破する言葉
以前のエントリーで、「何があっても、生きてろよ」という著書をご紹介した、代々木ゼミナールのカリスマ英語講師・西谷昇二さんの最新刊「突破する言葉」(大和書房)のご紹介です。

目標達成は戦略的に。
夢に向かっては情熱的に。
2つを両立させながら、ゆっくりと歩いていく。


TOEICを例に取ると、テストに対しては、戦略や技術を磨き、目標スコアを達成する。その一方で、英語学習を通じて達成したい自分の目標に向かって情熱をもって取り組む、この2WAYで進むのが良いのでは、ということですね。

例えば、私がTOEIC本を書きたい、あるいはTOEIC講師になりたいって思ったとしたら、何としてでもまずは990点を取りたいですよね。スコアより英語力UPが大切だ、とか悠長なことを言っていられません。短期的なスコアアップが必要となります。それと同時に、常にその先の目標を見据えて自分を磨き続けなければいけない、ってことですね。なかなか難しいことですけど。

西谷さんはこうも書かれています。

まずは小さな目標を一つひとつ達成するために技術を磨く。
そうすることで培った力は、夢を実現するための才能になり得る。
一見遠まわりなこの道こそが、夢に近づいていける唯一の道だと僕は思う。


まずは、TOEICのスコアという目標をクリアするために技術を磨き、その過程で英語力が身につけば、自分が思い描いている夢に一歩近づける、ってことですね。

人生の中で何かひとつ「10年続くこと」を見つけること。

英語学習についていえば、10年続けられれば立派ですよね。私も中学からなんだかんだで30年近く英語と関わってきました。飽きっぽいので、そんなに長く続けていることってほとんどないと思います。まあ好きだから続いたのでしょうけど。皆さんも10年続いていることがあったら自分をほめましょう(笑)

実践で行き詰まったときに生きてくるのが、本当の「基礎力」だ。
基本を固めることで、実践で行き詰まったとき、原点に帰ることができる。そのとき、基礎は本物になる。本当の基礎とは、実践で使えるものだけをいうからだ。


これはもう、その通りですね。TOEICに関して言えば、基礎を徹底的に叩きこんで試験に臨み、スコアが伸び悩んだら基礎に帰る、この繰り返しでしょう。それと、西谷さんもこの本の中で言われていますが、基礎を叩きこむ際、実践でそれを使っている自分をイメージすることが大切です。参考書の間違った部分をただ棒暗記するのと、自分がビジネスシーンでそれを使っているところ、あるいは試験でその問題が出て間違ったところ、そういった実践と結び付けて覚えるのとでは基礎の身につき方が全然違います。

ご紹介した言葉以外にも、「自信をつけようなんて思うな、自信のカケラを拾い集めろ」とか、「超えられる者の前にしか、逆境は現れない」なんて西谷さんらしい元気の出る言葉の数々が掲載されています。「あれ、これイチローの言葉じゃ?」なんて思うのもありますけど(笑) ご興味のある方は是非書店で手に取ってみてください。


GWもあっという間に終了です。世の中の会社員の皆さん、明日から頑張りましょう!


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1日1問TOEIC0506
「これからは、英語が必要となります。TOEIC800点以上ないと業務についていけません。退職金は通常の1.5倍出ます。新しい職場も会社が斡旋させて頂きます」

今日の「ハゲタカ」で柴田恭平演じる会社役員が、リストラ対象となった管理職にかけた言葉です。このブログの読者の皆さんの多くは800点を超えているでしょうが、そういう状況でどうしてもTOEICの点数が必要な人もいらっしゃるでしょう。そういう方にもこの1日1問が役に立てばと思っています。

さて、この1日1問は、以下の方法で作っています。

1. 昨年のTOEICに出題された過去問のうち、5月出題されそうなものをチェック
2. その中から、中上級者でも間違える可能性があるものを抽出
3. できるだけ本番と近いニュアンスの英文をGoogleで検索して抽出・編集
4. 本番で誤答されたと思われる選択肢を盛り込みつつ問題作成

私の研究成果が正しければ、数問はこの「1問1答」から出るはずなのですが、どうなるかは本番のTOEICにならないと分かりませんね。違う意味で緊張感があるかもしれません(笑)

では、今日の問題です。

An important task in starting a new venture is not only to have enough capital, but to ------- a business plan as well.

(A) remark
(B) hire
(C) proceed
(D) develop


「ハゲタカ」では、松田龍平演じる若手企業家が、実態のない虚業で多額の資金を集めるものの破綻します。まさにcapitalはあったものの、business planがなかったわけですね。では、この問題の正解はどれでしょうか。

正解は(D)のdevelopです。develop a planで「計画を練る」「計画を立てる」っていうコロケーションですね。恐らくですが、上級者なら、選択肢を見た瞬間に、(C)か(D)に絞れますよね。proceedはなんとなく文意にも合いそうな単語です。実際、この問題を誤答した受験者の多くは(C)を選んでしまったようです。

ところが、このproceedは自動詞です。なので、この単語を使おうとすると、proceed with a business planとwithが必要になります。まあproceedが自動詞か他動詞かを覚えるより、develop a planという用法を覚えてしまったほうがいいですね。※隠しコメントさんからご指摘を頂いたので追記です。この問題文の場合は、proceedは文意からも外せます。proceedは、If someone proceeds with something, they continue to follow a course of action that they have already started、つまり、すでに始めたことを継続する意味合いの単語です。ですので、自動詞か他動詞かが分からなくても、意味をとらえていれば、ベンチャーの立ち上げ時に使われる単語としてはおかしい、という感覚でdevelopを選ぶことができます。それぐらいの英語感覚を身につけたいですね。ご指摘ありがとうございました。

最近知ったのですが、こういう際に例文を見つけるのに、「英辞郎」が便利です。「develop a plan」と入力して検索するとたくさん用例が出てきますので、活用してみてください。あ、ひょっとして英語学習者の間では常識?(笑)


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