FC2ブログ
TOEICのスコアについて
TOEIC30周年記念ページにあるETSの写真を見て、思わず入社したくなったTEX加藤です。TOEIC Squareにも出ていますが、「ニューヨークの南西約80キロ、ニュージャージー州プリンストンに位置し、敷地面積は約46万坪。東京ドームの33倍もの広さを誇り、敷地内には川や池など豊かな自然が残されています」とのこと。いいなあ。不況とか関係なさそうですよね。

ちょっと気になるのは、「ETSは世界最大の非営利テスト開発期間」と書かれているのに、TOEIC運営委員会の決算を見ると、なんと年間8億円以上のロイヤリティを支払っていることです。そのお金はどこへ行っているのでしょうか。まあ、これ以上追及して、TOEIC公開テスト当日、家のドアを開けるとサングラスに黒スーツの男が立っていて、黒塗りの車に乗せられそうなので、このあたりで止めておきます。

さて、来週月曜日正午に、3月の公開テストの結果がいよいよネットで発表されます。ということで、今日はTOEICのスコアについてです。以下の記事は、「TOEIC Technical Manual」を参考にしました。なお、説明を簡単にするため、細かいデータは支障の無い範囲で一部簡略化してあります。

それによると、TOEICのスコアには、統計データ上、各パートでそれぞれ+-25、合計+-50の誤差があるそうです。例えば、ある回の受験者のスコアが500(L250 R250)だったとすると、67%の確率で、その受験者のスコアレンジは450(L225 R225)~550(L275 R275)の間にあるといえるとのこと。この67%という数字は、「ひょうじゅんへんさのバラツキをあらわし???」と、ここから先は私にはよく分からん世界なので、「TOEICのスコアには大体+-50ぐらいのばらつきがあるんだな」と覚えておけばいいと思います。

つまり、体調が悪かったり、集中力を欠いたり、たまたま知っている問題が出たり、勘が当たったり、といった英語力とは関係のない部分でスコアに+-50のぶれが生じる可能性があるということになります。逆にいえば、集中して本番で持てる力を出し切ることで、実力+50のスコアが出る可能性がありますね。

では、どのくらいスコアがUPすれば、実力がUPしたといえるのでしょうか? TOEICのスコアには、回ごと・受験者ごとに各パートで+-35の誤差があります。つまり、前回と比較してリスニングのスコアが40アップした場合、67%の確率でリスニング力がUPしたといえます。また、他の受験者よりもリスニングのスコアが40以上よかった場合、67%の確率でリスニング力が上回っているといえるそうです。

こういう視点で自分のスコアを見るのも面白いですね。たとえば、990(L495 R495)の人と、920(L460 R460)の人は、67%の確率で能力に差がないということになりますし、同じ920でも、L495 R425の場合は、後述しますが、95%の確率でリーディング力に差があるといえます。

つまり、統計データ上は、「前回よりL・Rともに10ずつUPして自己新記録達成!」と喜んでいても、実は誤差の範囲内である可能性が高いことになります。とはいえ、自信を持つことは大切ですし、自信がいつの間にか実力になることがあるので、スコアアップに無条件に浮かれるのではなく、客観的な視点を持ちつつ、頑張った自分を褒めましょう。ちなみに、L・Rとも、70UPすれば、95%の確率で実力がUPしたことになるそうです。つまり、前回のLが300で、今回370なら、ほぼ間違いなくリスニング力がUPしていることになります。また、1回でこんなにスコアアップしなくても、地味にスコアアップを積み重ねていけば、スコアアップの幅がこの範囲を越えた時点で統計的には実力がUPしたといえます。

とまあ、今日は珍しく堅い内容の記事でしたが、日曜日には結果報告のエントリーを前回に続き設ける予定です。私はあいにく月曜日が終日会議のため、自分のスコアを昼休みにチェックできればUPしますが、それには構わずどんどんとスコア報告して頂ければと思います。皆さんのスコアアップの喜びの声が楽しみです。


参考にして頂けた部分がありましたら、下のバナーをクリック頂けると嬉しいです。

banner2.gif  
Copyright © TOEICオタクのブログ. all rights reserved.