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3月のTOEIC
SWテストが終わったので、ほっとしつつ公式問題集2のパート5・6を解いてしまったTOEIC中毒患者のTEX加藤です。神よ。哀れなTOEICオタクのサラリーマンをお許しください。

さて、昨年度のTOEIC公開テストで、最も受験者が多かったのが3月で、何と、その数107,599人です。全国的に見ると、開催地の数が最も多いのは1・5・9月なので、3月だけが開催地が多いわけではありません。そう考えるとこの受験者数はすごいですよね。ちなみに昨年3月のSWテストの受験者数はといいますと、なんと、209人(笑) 500分の1以下です。これはSWテストがなくなるもの時間の問題かもしれません。今のうちにまた受けようかなあ。

しかし、10万人以上の方が、同じ時間に全国で同じ問題に向かって試験に取り組んでいるってすごくないですか。センター試験のように必須でもないのに。もちろん、学校や職場で一定以上の点数を撮らなければいけない人もいますが、自主的に受けている方の方が多いと思います。母数は少ないですが、昨年5月にアルクが行ったアンケートでも、受検理由を「自己啓発」と答えた方が、「転職や就職のため」を上回っています。やっぱりTOEICにはそれだけの魅力があるということでしょうね。

私は商品企画が本業ですが、6000円の商品が年間160万個売れるってまずありえません。それだけ売れたら確実にヒット商品番付の上位に登場します。つまり、超ヒット商品と同じくらいの商品力がTOEICにはあるということになります。ですから、「TOEICでは英語力を測定できない」「教育界はTOEIC至上主義を改めるべきだ」「TOEICなんて早く卒業して英語力を磨くべき」という意見にはもちろん一理ありますが、なぜこれほどまでにTOEICが日本人に受けているのかについて考えてみる価値はあるのではないかと思うのです。

個人的には、TOEICが10万人それぞれの英語学習に対するモチベーションを高めるための潤滑油、あるいは英語学習への熱意を燃やすための燃料になれば、それはそれでいいのではないかと思います。その上で、英語を仕事で使う人は使えばいいし、使わない人は使わない人で、勉強を継続する過程で得たことを別のところで生かせばそれでいいのではないでしょうか。道に迷っている外国人の方を助けたり、趣味の世界の洋書や海外サイトを楽しんだり、海外旅行で値切ったり、といったシチュエーションで英語が生きるかもしれません。子供に聞かれた質問に答えることができて、尊敬されるかもしれません。あるいは、英語とは直接関係無くても、「努力を継続することの大切さ」は人生のほかの部分できっと生きるでしょうし、TOEIC学習を通じて恋が芽生えるかもしれません(笑) 

とにもかくにも、TOEIC学習が人生を豊かにすることに何らかの形で生きれば素晴らしいですよね。もちろんそのためには、適当に勉強して適当に試験を受けただけでは意味がありません。全力で試験を受けて壁にぶつかって、そこでくじけずに努力を継続して目標を達成する、その過程で得られるものがきっとあるはずです。

ということで、3月の試験では、全国各地で頑張っている10万人のトーイッカーの姿を思い浮かべて頑張りましょう。あの人もこの人も、あのブロガーもこのブロガーも、皆頑張ってその瞬間に全力で試験に取り組んでいるのだと思うと、自分も頑張らなきゃなと思えますよね。例えがどうかとは思いますが、東京タワーの展望台から東京を一望すると、「あ、こんなにたくさんの家があって、ビルがあって、そこで皆、今、この瞬間も頑張って生きているんだなあ。よーし俺も頑張るぞ」って思えるのと似た心境です。

本番まで残り一週間、まずは受験票があるかを確認して、写真を貼りましょう。コレ意外と大事です(笑) 私も試験とTBRに向けてできることはしっかり準備しておこうと思います。皆さん、頑張りましょう(と、SWテストが終わったのでほっとした反動で、一週間前からテンションの高い男)

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