レビューは「批判的」に読もう
すっかり全豪オープンテニスのライブ中継に釘付けで英語学習が進んでいないTEX加藤です。ナダルVSベルダスコ、すごい試合でしたね。同じ人間とはとても思えません。我々草プレイヤーから見ると、ほとんど筋肉マンの超人オリンピックの世界です。そんな超人でさえ、最後のゲームで、それまで5時間以上戦ってほとんどゼロに近かったダブルフォールトでゲームセットになったのを見て、テニスってメンタルなスポーツであることを改めて感じました。

さて、英検1級の語彙問題が半分くらいしかできないので、「ボキャビル」というものをちゃんとした方がよいのではないのか、などと急に思い立ち、先日本屋で見かけて気になっていたある単語集のアマゾンのレビューを参考までに見てみることにしました。え、「ボキャビルする気なんかなくて、一昨日記事に書いたアマゾンのレビューに無理やりこじつけてるだけだろ」って? そういう鋭い指摘をする方はちょっと都合が悪いので神崎先生のブログでパート5の練習をしてきてくださいね。

その単語本のレビューを見ると、全部で3件あって、全て星5つです。3つのレビューともあまりの絶賛の嵐にちょっと嫌な予感がしますが、「レビューをすべて見る」をクリックして、3人のレビュワーの方の他の本について書かれたレビューを見てみることにしました。

「3件ともレビュー数1かなあ(既に疑っている)」などと思いつつ、早速レビューを見ると・・・

一人目:レビュー数4。おおっ。他にレビューを書いているではありませんか。もしかして一般ユーザーなのでしょうか? しかし、よくよく見ると、4つとも全て同じ著者による英語本を5つ星で手放しで絶賛しています。「私はこれほど多くの生の教材から語彙を学べる本を見たことがありません」「画期的な一冊です」「素晴らしい」などなど。でもまあ、もしかすると熱狂的な著者のファンかもしれないので、次のレビュワーに移るとしましょう。

二人目:レビュー数4(笑) 全て同じ本を5つ星で絶賛しています。レビュー内容は微妙に変えてありますが、文体がそっくりです。この時点で「やっぱりかあ」と中年男には似合わないため息などをつきつつげんなりしてしまいました。とはいえ、レビュワーはあと一人います。最後の砦です。今度こそ一般ユーザーによる率直な意見が聞けるかもしれません。

三人目:レビュー数3。あれ? 1つ少ないですね。ですが、皆さんのご想像通り、3冊とも他の二人と同じ本を5つ星で絶賛しています。

うーん。これはもう関西弁で一言で言うと、「どないやねん(英語での訳出不能)」ですね。 

これじゃあレビューの意味が無いですよね。天邪鬼な私は買う気が逆に減退してしまいました。「こんなに必死に宣伝しないと売れない本なのか」って思ってしまうんです。本自体は悪くない印象だったんですよね。それだけに、こうした押し売り的なやらせのレビューを書くのは止めて欲しいなあと思うのです。自分の作った本は本当にいい本だから一人でも多くの人に読んで欲しい、という熱意をもってささやかなレビューを書くのならまだ分かりますが、売る側の自己都合に立った、売らんがためのレビューに感じてしまうんです。

皆さんにも、アマゾンのレビューを見る際は、是非、「批判的に読む」ということをして頂きたいです。もちろん、この私のブログでの書評も同様です。ブログやミクシィの一般読者のレビューを参考にしたり、いわゆる目利きのレビューを参考にするのがよいかもしれません。

ちなみに、今日書店で見かけてよさげだなと思ったのは、柴山かつのさんの新著「時間との戦いに勝つためのTOEIC TEST 解法総合対策(CD付) 」と、ロバートヒルキ・ヒロ前田・小石裕子・白野伊津夫・ポールワーデンの豪華メンバーの共著「新TOEICテストスーパー英単語 5人のエキスパートが選んだ3000語」です。

柴山さんの著書はこれまでの本もクオリティが高いので、今回の総合対策本にも期待できるのではと思います。立ち読みした限りでは、かなり解説も詳しいし、昨年のTOEICに出た問題が早速反映されていて感心しました。きっと継続的に受験されているのでしょうね。もう一冊の単語集は、単語の下に、著者のワンポイントコメントが記載されているのが目新しかったです。「この単語はパート7の言い換え問題で出ました」「これはパート1の間違いの選択肢でも出ます」など、さすがTOEIC界の巨匠によるツボを抑えたコメントが盛り込まれていて、良書の雰囲気が漂っています。とはいえ、私は買ったわけではありませんので、興味のある方は是非書店で手にとってご覧ください。このレビューも「批判的」に読んでくださいね。

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TOEIC本について2
気が付けば、1月のTOEICのオンラインの結果発表が来週の月曜日ですね。今年の最初ですから、皆さん幸先の良いスタートを切られるといいなと思います。私も脱TOEICといいつつ、ネット発表のスコアをクリックする瞬間はどきどきします。鼻息荒くしつつ「表示」のリンクをクリックするあの緊張感はたまりません(異常ですね)。

昨日は、アマゾンのレビューについていろいろ書きましたが、レビューはすごく役に立つシステムですし、個人がどんな感想を持ってもそれを自由に書いていいと思います。ただ、やらせのレビューや、読んでもいない誹謗中傷のレビューもあるので、本を選ぶ際は、書かれているレビューを鵜呑みにせず、是非自分の判断で購入されることをお勧めします。もちろん、私のレビューも含めてのことです。そうして、自分で選んで購入した本が、仮にいまいちでも、一つぐらいは得るところがあるでしょうし、仮に全く得るところがなくても、得るところがなかったと分かっただけいいか、とポジティブに考えるようにした方がいいと私は思います。

さて、ここから先は、昨日の続きです。私は出版については素人なので、あくまで商品企画という視点でTOEIC本の世界を見ると、ベストセラーが少ない要因の一つとして、マーケティングが不足しているケースがあるのではと思います。これは小説や一般書と違って宣伝投資が少ないといった単純な理由ではありません。

ブログで何度かご紹介した勝間和代さんは、今や「カリスマベストセラー作家」と呼べるほど次々とヒット本を連発していますが、勝間さんが自らの経験から気付かれたベストセラー本作りの5か条というものがあります。

「(単発ではなく)再現性あるベストセラー作りの5か条」
1. その本の顕在・潜在マーケットが十分に大きいこと。
2. その本が独自の世界観、新しいコンセプトを切り開いていること。
3. 出版社のPush以上に、市場からのPullが強いこと。
4. その本のサポーターがどんどん広がること。
5. 1-4の条件づくりに、関係者が一丸となってコミットすること。

これは非常に的を得ているように感じますので、TOEIC本という視点で順に見てみます。

1. その本の顕在・潜在マーケットが十分に大きいこと。
これは大きいでしょう。2007年度には年間約163万人が受験しています。重複があるので、ユニークユーザーの数は不明ですが、数十万人レベルであることは間違いありませんし、ユーザーも入れ替わるので、継続的なマーケットがありそうです。企業や学校では依然としてTOEICが求められるケースが多いので、しばらくは需要が急速に衰えることは考え辛いと思います。「TOEICの点数を上げたい」というニーズは強く、数十万部売れるだけの潜在マーケットはありそうです。ただ、得点別・ジャンル別に絞ると、この市場は小さくなります。例えば、「990点を取るための語彙」といった商品になると、最初から数万人のパイしかなさそうです。

2. その本が独自の世界観、新しいコンセプトを切り開いていること。
これは1以上に重要ですが、TOEIC本で独自性や新規性を打ち出すのは非常に難しいでしょう。1と2を合わせると、「ありそうでなかった本」ということになるわけですが、TOEICに限っていえば難題と思われます。市場に無いからといって、「TOEICパート1の写真にツッコミを入れる」とか、「ETSの謎を解け」のような変な本を出しても仕方ありません。ただ、誰も気付いていない斬新な切り口ってきっとあると思うんですよね。本以外のジャンルでも、飽和市場だと思ったら意外なヒット商品が生まれたケースは多々ありますから。

3. 出版社のPush以上に、市場からのPullが強いこと。
これは私が仕事でも感じていることですが、売れない商品はどんなに広告投資しても売れません。昨日指摘した「やらせのレビュー」は通用しないということです。勝間さんによると、「市場からの引きが強いかどうかは、多くの場合、キャンペーンをしていない中小型書店でどのくらい、よく売れているかが鍵になる」のだそうです。TOEIC本でも、このブログを訪問されているような「TOEIC本の目利き」の皆さんの目にまず留まって、買っていくかどうかの初速が一つの目安になりそうです。逆にそうしたコアユーザーが満足するレベルにないといけない、ということになります。

4. その本のサポーターがどんどん広がること。
売れる本は、ネットでのクチコミ等を通じて、自己増殖的に広がっていきます。私も自分が企画した商品が年間数十億円売れるヒットになった経験がありますが(こっそり自慢)、きっかけはネットのメルマガでした。今や、ブログ、メルマガ、SNSなどは、ベストセラーを生み出す上で大きな役割を果たしています。勝間さんは「はてなブックマーク」が自分の著書をベストセラーに押し上げた一連の動きを、「はてブトルネード」と命名されています。ご興味のある方は、「はてブトルネード」でググッてみてください。

5. 1-4の条件づくりに、関係者が一丸となってコミットすること。
コレが最も大切です。勝間さんも次のようにおっしゃっています。

これまで、私が知っている範囲で、偶然生まれたベストセラーはほとんどありません。多くの場合は、ベストセラーになりうる1-4の要素を持った本について、まずはそういったコンテンツをていねいに作り込むこと、そして、つくったものをていねいに市場に伝えること、の2つを著者・編集者・販売関係者が一丸となってコミットしたときにのみ、爆発する可能性が生まれると感じます。

以前のエントリーにも書きましたが、偶然売れることはないとはいいませんが、それを必然にするため、著者は本を書く努力と同じくらい、売る方にも努力をするべきというのが私のポリシーです。なぜなら、どんなにいい本を書いたと思っても、それが読者に届かなかったら、ただの自己満足だからです。

勝間さんは本を出版される際、どこの出版社からどのような書籍を出すのかを考え、出版が決まったら、発売後も半年程度は毎日のように「チーム関係者」にメールを発信し、自らも書店を訪問してはPOPの作成に協力したり、ブログやSNSの書評をチェックされているそうです。私の知人も自分のミクシィの日記に勝間本の感想を書いたらすぐに足跡が残っていてびっくりしたそうです。それぐらい売るための努力をされているということですね。

TOEIC本や英語学習本でも、著者・編集者・販売関係者が一丸となって独創的かつ良質のコンテンツを生み出し、勝間さんのような成功例がどんどん生まれ、我々読者に多くの「気づき」を与えて欲しいなと思います。私もいつか書いてみたいですね。TOEICをテーマにした恋愛小説。「国際花子の憂鬱」とか、「英語空」とか。あ、もちろん冗談です。

気づいたらマニアックな内容の超長文で恐縮です。読み流して頂ければ幸いです。

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TOEIC本について
一昨日、ミス日本に女子高生が選ばれたと話題になっていましたが、彼女の座右の銘はなんと「至誠天に通ず」だそうです。TVで彼女のインタビューを見ていて、年齢の割りに随分しっかりした受け答えをするなあと思っていたのですが、この言葉を高校生で座右の銘にしているとは驚きました。たまたま同じ日に同じ言葉をブログで紹介したのですが、これはきっと何かの縁でしょう(笑) 「それは単なる偶然でオッサンの妄想だよ」って声がPC画面の向こう側から聞こえてきたのは気のせいですよね。

さて、今日はちょっとTOEIC本について思うことを雑談的に書いてみます。あくまで本を書いたことの無い素人の個人的意見として、「ふーん」と軽く読み流して頂ければと思います。

書店に行くと、TOEIC本ってたくさんありますよね。次から次へと新しい本が出てきて、どれを買っていいやら、特に初心者の方は迷われるはずです。あれだけの量のTOEIC本ですから、当然玉石混合でしょう。今はインターネットのおかげで、実際に使ったユーザーの感想なども比較的情報として入手しやすくなっているので、昔ほど「トンデモ本」はないとは思いますが、私も参考書を購入して実際に使ってがっかりした経験があります。皆さんも同様の経験があるのではないでしょうか。

もちろん、大多数のTOEIC本は製作者側が受験者の側に立って良心的に作られていると思います。ですが、「TOEIC」ってタイトルに付ければある程度の部数が見込めるからなのでしょうか、やっつけ仕事で作ったように感じられる対策本も依然として存在するように感じます。実際には出ないような難問・奇問が多い、問題の質が低い、リスニングのディレクションが本番と違う、ナレーションが棒読みでやる気が感じられない、などなど、果たして本当にユーザーのことを考えて製作されているのだろうか、と思うケースがあります。

また、一部製作者側の姿勢にも問題があるように思います。例えば、いまやTOEIC本にとっては一大市場であろうアマゾンを見ると、よく、TOEIC本の新刊にすぐに絶賛レビューが書かれ、異常なスピードで「参考になった」の投票が増えるケースを見かけます。で、レビューを書いている人(レビュワー)のレビュー数を見ると「1」の場合が多いんです。

これは当然のことですが、自分が最初にアマゾンのレビューを書くとしたら、よほど感動したか、腹が立ったか、何らかの他の本には無い思い入れがあるはずです。普通に考えて、出たばっかりのTOEICの対策本にいたく感動して、その感動を誰かに伝えたい、などと思ってすぐにレビューを書くでしょうか。もちろん、そうしたケースがゼロとは言いませんが、レビュー数「1」のレビュワーの絶賛レビュー(星5つ)が立て続けに書き込まれると、逆に私などは買う気がなくなってしまいます。大抵そういうレビュワーって、その商品にレビューを書いた後、何ヶ月経っても、そのレビュー以外にレビューを1件も書いていない、という不自然な状況になってるんですよね。

ですので、TOEIC本を買う時も、アマゾンのレビューを妄信するのではなく、自分のテイストと合ったレビュワーを見つけるのがよいと思います。たくさんレビューを書かれていて、信頼できるレビュワーが見つかれば、本当にレビューは有益です。そういうレビュワーの方はたくさんいらっしゃいますし、私も参考にさせていただくことがしばしばです。

自分が製作に携わった本を売りたい、一人でも多くの読者に届けたい、という気持ちは分かりますが、本当に素晴らしい内容の情熱を込めた参考書なら、放っておいてもやらせではないレビューが付くはずです。ベストセラー本に付いているレビューの数を見るとそれは一目瞭然ではと思います。私も自分が企画した商品がアマゾンで販売されていたりしますが、自分で絶賛レビューを書くなどということはしません。ユーザーの批判も甘んじて受けます。商売なんだから甘いと言われるかもしれませんが、それがフェアーではないのかなあと思うんです。

なんだかいつものブログとは違ってやや批判的な内容になってしまっていますが、別の意味でTOEIC本に改善の余地があると思う点として、良書でも売れない、というケースもあるのはないでしょうか。公式問題集が何部ぐらい売れているのかは分かりませんが、10万部レベルのTOEIC本ってごくわずかで、良書なのに初版で絶版、というケースもありそうです。この点に関しては、勝間和代さんが自らの経験から編み出された、「再現性あるベストセラー作りの5か条」がとても参考になると思います。

長くなりましたので、続きは明日以降に。

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「ドトール」の意味は?
私、知らない町に行って、ちょっとした空き時間があると、ついドトールコーヒーを探してしまいます。何となく落ち着くんですよね。おっさんなのでスタバよりドトール派です。駅前をうろうろして、あの黄色と黒のロゴを見つけるとなんだかほっとするんです。

私が、生まれて初めてドトールに行ったのは、大学生の時でした。テニス部のチームメイトから、「150円コーヒーの店があんねんけど、行ってみようや」と誘われて入ったのを今でも覚えています。それほど、「150円」という値段のインパクトが強かったんですね。

当時は喫茶店というと、タバコの煙がむんむんしていて、おっさんのたまり場、って印象でした。コーヒーも多分300~400円程度が相場だったと思います。なので、「150円」って聞いて、「大丈夫なんかなあ。まずいんとちゃうか」と思ったのですが、コーヒーは普通の喫茶店より美味しいし、店内もきれいでカジュアルな雰囲気だったので、すっかりその後は帰り道の定番になってしまいました。

と前置きが長くなりましたが、今日は、ドトールコーヒーの創業者の鳥羽博道さん(「兄弟舟」の歌手じゃないよ)の著書「ドトールコーヒー“勝つか死ぬか”の創業記」(日経ビジネス人文庫)のご紹介です。

ご存知の方も多いと思いますが、ドトールは鳥羽さんが創業してここまで育てたカフェです。外資ではありません。鳥羽さんは、16歳で高校を中退して家出し、喫茶店で修行後、21歳の時、単身で、言葉も分からないブラジルに渡り、そこのコーヒー農園で3年間働き、帰国して24歳で、ドトールを8畳一間、従業員2人という、まさにゼロから立ち上げた方です。そこから今のドトールを築き上げたわけですから、すごい人ですよね。ちなみに「ドトール」とは、ブラジルに住んでいた時の住所「ドトール・ピント・フェライス通り八十五番地」から命名したそうです。ドトールとはポルトガル語で医者の意味で、ブラジルの医療に貢献したピント先生の功績を讃えて付けられた地名とのこと。酒の席のネタにどうぞ。

この本は、そんな鳥羽さんの、「一杯のコーヒーに夢をかけた男のサクセスストーリー」です。英語学習者の皆さんにもご紹介したい部分のみ、抜粋(一部編集)し、ご紹介します。

私が座右の銘にしている言葉に、「因果倶時(いんがぐじ)」というものがある。「原因と結果というものは必ず一致するものだ」と釈迦が説いた言葉だ。原因を積み重ねてきた結果として今日がある。原因と結果は一致している。将来自分がどうなるだろうかと知りたいのであれば、今日一日積んでいる原因を見れば分かる。自分自身が毎日、未来の結果に対する原因を積んでいるということだ。

これは、「原因と結果の法則」という自己啓発本の定番書にも書かれていることですね。勝間和代さんの「起きていることはすべて正しい」というタイトルの意味も同じことです。過去に原因があって今がある、今に原因があって未来がある、ってことですね。私が結婚できないのも・・・(涙)

「念ずれば花開く」「一年岩をも通す」という言葉があるように、どれだけ強く念ずるか、どれだけ強い目標を持つか、それによって人間がどこまで成長できるかが決まってくるように思う。自分の胸から湧き出る「自分はこうなるんだ」「絶対にこれを実現するんだ」という願い、また、その願いを強く念じつづけて自分なりに努力していくことこそが物事を実現させていく大きな力になるのだと思う。

これは鳥羽さんの言葉だけに説得力があります。「成功の秘訣とは、成功するまでやめないことだ」という松下幸之助さんの言葉を鳥羽さんは引用されていますが、これは何事においても言えることですね。

ドトールコーヒーを設立して四十七年、その間を顧みてしみじみ感じることがある。ひとつは「至誠通天」ということだ。人間の心の、本当に誠から生まれたものは必ず天に通じるという意味だ。もうひとつが「想うことが思うようになる努力」ということだ。自分の想うこと、ロマン、夢、目標を実現したいのであれば、そのための努力を惜しんではならない。一〇年、あるいは十五年かかるかもしれない。しかも、自分の想うことを実現するまではまさに格闘の連続だ。だが、「何がなんでもやり遂げる」という確固たる信念、何ものにも負けない強い意思があれが、いつの日か必ず願いは成就するだろう。

「至誠通天」っていい言葉だなあって思います。「一杯のコーヒーを通じて人々にやすらぎと活力を与える」という思いを、鳥羽さんは会社が厳しかった時もずっと持ち続けられてきたそうです。それが天に通じたのだと。いい言葉ですよね。仕事も英語学習も、天に通じるくらいの強い気持ちが無いと駄目ですね。「今日は寒いし、勉強は明日にしよう」ってつい思ってしまいますが、そんな時は「至誠通天」「因果倶時」とつぶやいてみましょう。きっとやる気が出るはずです(多分)。

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英語で世界を広げる
自己紹介欄に、普段ほとんど英語を仕事で使っていない、と書いてあるのですが、たまに使います(笑) そういう時に、英語を勉強していてよかったなあと思うんです。例えば、数年前にこんなことがありました。

米国のサイトで、日本でも売れそうな商品を見つけたので、そのメーカーのHPにメールを送り、自己紹介と、日本での販売に興味があることを伝えました。いわゆる飛び込み営業です。その後、何度か電話やメールでやり取りし、交渉も順調に進み、その最終の詰めの商談を、先方が来社して、うちの会社の会議室で行うことになったんです。

先方の社長を交えた商談もほぼまとまり、休憩に入ることになったのですが、たまたま、すぐそばの部屋に、うちの会社の新商品が展示してあったので、ブレイクがてら紹介していたんですね。すると、そのうちの一つの商品に先方が目を留め、是非米国で取り扱いたい、と言い出したんです。先方とは取引実績はなかったのですが、商談を通じて先方に強い誠意や熱意が感じられたので、私も推薦し、販売を任せてみることになりました。

なんとその後、先方が目を留めた商品は全世界で数百万個を販売する大ヒットに! ドラマのような展開です。ただ、ドラマと違って、先方の商品は日本では期待していたほどのヒットにはなりませんでしたが。

もし、あの時、全然私が英語を使えなかったら、先方へのコンタクトも遅れていたでしょうし、もたついている間に競合他社に先を越されていたかもしれません。契約交渉もうまくいかなかったかもしれません。先方にうまく自社商品を紹介できず、先方も興味を持たなかったかもしれません。そう考えると、やっぱり英語を勉強していてよかったなあって思うのです。もちろん、こうした成功の陰には、交渉が決裂したり、連絡しても返事が来ない、商品が全く売れなかった、などの失敗例もたくさんあります。ですが、英語ができないと、そこまでたどり着けません。土俵に上がれない訳です。

ある本に、こんなエピソードが出ていました。中学校の数学の先生が、授業で関数を教えていると、生徒に、「先生、関数ってこれから先、いつ必要になるんですか」って尋ねられ、こう答えます。

「一生必要ないさ。これから先、君たちが関数を使うことはないだろう」

そしてこう付け加えます。

ウエイトリフティングをするのは、路上で誰かに殴り倒されて、胸にバーベルを乗せられたときに備えるためではない。アメフトで相手のディフェンスを破ったり、重い買い物袋を運んだり、孫を抱き上げても翌日筋肉痛にならないようにするためだ。君たちが数学の問題を解くのも、論理的な思考力を高めて、よい弁護士や医者や建築家や刑務所長や親になるためだ。数学は頭脳の筋肉トレーニングだ。ほとんどの人にとって、数学は何らかの目的を達成するための手段であって、数学自体が目的ではない。

これってきっと英語でも同じことが言えると思うんです。たとえ仕事に直結していなくても、外国人の人が道に迷っていたら助けられるかもしれないし、今だったらオーストラリアンオープンテニスを英語で楽しめるかもしれません。そうやって、英語学習を通じて自分の世界を広げることができればいいなと思います。もちろん、ブログを通じてたくさんの方との交流が生まれるということも含めて。

明日は英検ですね。受験される方の幸運をお祈りしています。

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1月パート5復習編
あまり振り返っていなかったので、覚えている範囲で、難しかったかな、と思われるものを3問ピックアップします。問題文がうろ覚えなので、Googleで検索した海外サイトの記事を一部編集して使っています。神崎さんのように選択肢まで作るスキルがないので、簡単な解説程度にとどまってしまいますが、参考になればと思います。PCでご覧になっている方は( )内の文字を白反転してありますので、クリック&ドラッグでご確認ください。

(1)The Department of Transportation issued only $1.2 million in airline fines last year, (even as) consumer complaints over fees and delays continued to rise.

運輸省は、消費者からの料金や遅延に対するクレームが増え続けているにも関わらず、航空会社に対し、昨年は120万ドルの罰金しか課さなかった。

本番では、「名古屋の産業全体は上向きだ」と「製薬産業部門は下降気味だ」という二つの相反する意味の文章をつなげる接続詞を選ばせる問題でした。第一勘は、「even though」か「although」かな、と思ったのですが、選択肢に無いんです。選択肢にはdespiteがありましたが、後ろが節なのでだめです。ということで、残った「even as」を、なんか見たことの無い表現だなあと思いつつ、意味は通じるので選びました。早速家に帰って調べてみると、こうした二つの相反する文章をつなげる際に、見出し等でわりとよく使われる表現のようです。

Opportunities in the Oil Gas Industry Continue to Rise, Even as Oil Prices Drop,

石油価格は下落しているにも関わらず、石油業界のオポチュニティーは伸び続けている、って意味ですね。また問われる可能性があるので、覚えておいた方がよさそうです。くれぐれも「見たことが無いから」という理由で、空欄以降がS+Vなのに「despite」や「in spite of」を選ばないように注意が必要です。


(2)The ABC Research (facility) houses six experimental set-ups in two large laboratory halls.

ABC Researchの施設は、2つの大きなラボラトリーホールに6つの実験設備を備えている。

選択肢は覚えていませんが確か名詞が4つ並んでいましたね。この問題のポイントは、「house」が動詞であることを見抜けたかどうかでしょう。類語でaccomodateも覚えておきたいところです。建物などが「備えている」「収容する」といった意味です。

The hotel had housed the journalists during Obama visit.

なら、「そのホテルは、オバマ訪問の際に、ジャーナリストの宿泊場所になった」の意味です。この問題では、「research facility」という複合名詞もちょっと難しかったかもしれません。「security company」とかたまにTOEICで問われますから、そういう意味でも押さえておきたい問題でした。


(3)The chief economist of morgage giant Fannie Mae predicts that the housing market (will grow) at a healthy pace for the next 10 to 20 years.

(A) be grown
(B) has grown
(C) will grow
(D) had grown


「サブプライムローン大手Fannie Maeのチーフエコノミストは、住宅市場は次の10-20年は健全なペースで成長するだろうと予測している」が文意ですから、正解は(C)です。なんだ簡単じゃないの、と思われるかと思いますが、私は一瞬、(A)と迷ってしまいました。このgrowって、自動詞も他動詞もありますよね。植物を育てたり、髪を伸ばす場合は他動詞です。なので、つい日本人的感覚から、「成長させられる、んだからbe grownじゃないのか。命令・要求・提案・決定などを表す動詞に続くthat節の動詞は原形になるし」などと危うく負の思考スパイラルに入りそうになりました。というか少し入りました(笑)

で、「the market is growing」「the market is grown」と頭の中でつぶやいて、どう考えても前者の方が自然なのでかろうじて正解を選ぶことができました。冷静に考えれば、市場は自然に伸びるわけですから、受身になるはずがありませんね。increaseなどもそうですが、こういう問題で迷うのは、まだまだ英語頭になりきっていない証拠です。よーし、次でたらもう悩まないぞ、なんて思いつつ、主語が作物になっている問題が出題されてまた迷ったりして(笑) そういうのやめてくださいねETSさん。

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意外と高度な中学英語
ここ数日、花粉症の初期症状らしきものが出始め、慌てて「べにふうき茶」というものを飲み始めたTEX加藤です。もっとまずいお茶かと思っていましたが、温めて飲むと普通に飲めますね。気休め程度かもしれませんが、効果があることを祈るのみです。例年の状況ですと、3月のTOEICやSWテストに暗雲が垂れ込めてしまいます。

前回の記事にも書いたのですが、今、アウトプットの練習をするに当たって、中学英語からスピーキングは復習しています。どの教材を使おうか迷ったのですが、中学校の教科書は書店では手に入らず、教科書ガイドは高い(CD無しで2千円程度、CD込みだと4000円程度)ので、國弘正雄先生の「英会話・ぜったい音読 続入門編」(講談社)を購入しました。このブログの読者の方でもお持ちの方はきっといらっしゃるであろうロングセラーです。

自分なりに使い方を考え、地道にリスニング、シャドーイング、音読、暗記、筆写、ヒトリゴト等を日々の空き時間で繰り返し、何とか1冊を終えたところです。この入門編は、中1・2の教科書から抜粋されたコンテンツで構成されているのですが、やってみた感想としては、想像していたよりレベルが高いです。

自分の中学時代なんてはるか何億光年の記憶の彼方ですから、どの程度の英語を学んでいたかの記憶はもちろんありません。覚えているのは、「キッチンは、キチンと覚えなさいよ」ってオヤジギャグを言った先生に、「しょーもなー」って返したクラスメートが教壇に呼び出され、往復ビンタをくらって鼻血を出していた光景ぐらいです(今から考えたらひどいなあ)。

以下、この入門編に出てきた文例で、TOEICでも出そうなモノを幾つかご紹介します。中学レベルの基礎の大切さが伝わるかと思います。

1. We are going to pass out the landing cards soon.
2. May I try this on?
3. You took the words right out of my mouth.
4. You won't stop until your dream comes true, right?
5. He waited another two weeks and then came back.
6. Manjiro took the name Nakahama after his hometown.
7. It was his first time back in Japan in ten years.
8. After seven years of his hard work, a water tap was turned on in the village.

1のpass outは1月のTOEICのパート1でも出題されました。書類を渡したり配っている写真に頻出の表現です。8のturn on(蛇口をひねる)もパート1に出そうですね。The man is turning on the water.(彼は蛇口をひねって水を出している)とか。 あるいはパート2で、Can you turn off the water? (水止めてくれない?)とか。turn on/offは電気だと比較的簡単に思いつくのですが、水は意外と盲点ではと思います。6のname afterも昨年のTOEICのパート5で出題されました。

TOEICのスコアアップに中学英語の勉強が効率的かどうかと言われると、目標点数や勉強時間にもよるとは思いますが、中学レベルの英語を完璧にしておけば解ける問題も結構ありそうだな、と改めて基礎の重要性を感じました。TOEICの高得点者でも、アウトプットが苦手なら、例えば上の7の文例で、「彼が日本に帰ってきたのは10年ぶりのことだった」ってすらすら口から出てこないのではないかと思います。少なくとも私にとっては、TOEICうんぬんではなく、英語学習という視点で見ると、非常に勉強になります。

とても勉強になるので、同じシリーズの「標準編」「発展編」と続けようと思います。1ヶ月でこの2冊を終わらせたいところです。こんな基礎の基礎を地道にやっていて、どこまで3月のSWテストで通用するかは不安もありますが、「千里の道も一歩から」の精神で毎日数分でも続けます。

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中学英語から一歩ずつ
世の中すっかり不況の風が吹き荒れていますが、そんな中でも快進撃を続けている任天堂の岩田社長が、こんなことをおっしゃっています。

「人がいやがることや、人が疲れて続けられないようなことを、延々と続けれられる人」。それが「天才」だとわたしは思うんです。それは、その人にとって苦行じゃないんです。それを苦行だと思う人は、苦行じゃない人には絶対に勝てない。だから、才能なんだと。自分が苦労だと思わずに続けられることで、価値があることを見つけることができた人は、それだけでとても幸せだと思います。

以前ブログでご紹介した、将棋の羽生名人の著書でも、

才能とは、継続できる情熱である。以前、私は、才能は一瞬のきらめきだと思っていた。しかし今は、十年とか二十年、三十年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。

と書かれていました。どちらも成功者の方の口から語られる言葉なので、私のような凡人はすごく勇気付けられます。英語学習は、日常生活のほんの少しの時間でも毎日続けることはできますから、続けることだけは他人に負けないようにしたいところです。

私は最近、英語学習では、アウトプットに力を入れているのですが、スピーキング用として使っているのは、「オバマスピーチ集」ではなく、中学英語の教材です。國弘正雄さんや、松本亨さん、森沢洋介さん、市橋敬三さんなど、英語の達人の著書を拝読すると、皆さん中学英語のテキストを暗証するまで音読することを提唱していらっしゃいます。その影響もあって、自分の英語学習の原点でもある中学校の教科書に戻って地味にスピーキングの勉強をしているのですが、すごく得られるものが大きいように感じています。

どのような教材を使ってどうやって勉強しているのか等の詳細は、TOEICのSWテストや英検などで成果が出たらご紹介したいと思っていますが、せっかくTOEICで満点が取れたので、TOEICのスコアアップを目指すのではなく、遠回りでももう一回基礎から英語を勉強し直そうと思っています。

最後に、長くなりますが、前述の羽生名人の著書「決断力」(角川oneテーマ21)から、私が好きな部分を抜粋してご紹介します。

私は、今の時代は、いろいろなことが便利になり、近道が非常に増えた時代だと思っている。何かをやろうと思ったときに、さまざまな情報があり、安易な道、やさしい道が目の前に数多くある。楽に勧める環境も充実している。昔は、遠い、一本の道しかなかった。そのため、選択の余地なくその道を歩んだけれど、今は近道が他にたくさんできている。わざわざ一番遠い道を選んで行くのは損だという思いにかられる。その横では近道で通り過ぎてゆく人がたくさんいるのだから。自分自身で、「何をやっているのだ」と思うこともあるだろう。逆に、昔よりも選択が難しい時代なのかもしれない。しかし、遠回りをすると目標に到達するのに時間はかかるだろうが、歩みの過程で思わぬ発見や出会いがあったりする。将棋でも、直接対局に関係ないように思えることが、あとになってプラスになったということはいろいろある。対局で、未知の場面に遭遇したときには、直接的な知識や経験以外のものが役に立ったりするのだ。

若いころ、一人で考え、学んだ知識は、今の将棋では古くなり、何の役にも立たない。だが、自分の力で吸収した考える力とか未知の局面に出会ったときの対処の方法とか、さまざまなことを学べたと思っている。私は、自ら努力をせずに効率力やろうとすると、身につくことが少ない気がしている。近道思考で、簡単に手に入れたものは、もしかしたらメッキかもしれない。メッキはすぐに剥げてしまうだろう。


なんだか、自分の記事より引用部分の方が長くて、これは著作権的にどうなんだ、という気もしますが、羽生名人の本、新書で持ち運びも楽なので、是非ご一読ください(と今更ながらに宣伝)。

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ニューヨークのとけない魔法
今日は、「ニューヨークのとけない魔法」と、その続編「ニューヨークの魔法は続く」(岡田光世著 文春文庫)をご紹介します。

この本は、ニューヨークでマイノリティに日本語を教えている女性が、日々起こるさまざまな出来事を綴ったエッセイ本です。アマゾンではこのように紹介されています。

世界一お節介で、図々しくて、孤独な人たち。でも、泣きたくなるほど、温かい。東京と同じ孤独な大都会なのに、ニューヨークは人と人の心が触れ合う瞬間に満ちている。みんな切なくて人恋しくて、でも暖かいユーモアを忘れない。個性的すぎる人々に、笑い、泣いた後、無性にニューヨークに行きたくなる本。息苦しい毎日に心が固くなっていたら、ニューヨークの魔法にかかってみませんか。ニューヨークの小粋な言葉が溢れる魔法の一冊。

なぜか紀伊国屋書店国分寺丸井店がずっと平積みにしてPOPまで付けてプッシュしているので、思わず購入して読んでみたのですが、私、

ニューヨークの魔法に思いっきりかかってしまいました!

著者がアパートのベランダから顔を出すと、ジョギングしている人が足を止めて、「花がとてもきれいだから、毎朝ここを走るのが楽しみなの。ありがとう」って下から声をかけてきたり、自宅でピアノを弾いていると、突然ドアのベルが鳴って、開けてみると、「美しい音色に思わずベルを鳴らしてしまったんです」って見たことのない郵便屋さんが立っていたり、バスに乗り遅れそうになって必死に走っていると、通りにいた見ず知らずの人が、発車しかけたバスに向かって大声で、「待て! 待て!」って手を大きく振りながら話しかけてくれる、そんなたった数ページのエピソードの数々を読むだけで、ニューヨークの空気を感じて、じーんとしてしまいます。

解説の阿川佐和子さんが、「著者の描くニューヨークの街角は、寒い冬の日にそっと差し出される缶コーヒーのように温かい。この本には、たしかに魔法がつまっている」と評されていますが、本当に、この本を読んでいると、不思議と心が温かくなります。もちろん、ニューヨークには、田舎町とは違ういろいろな負の側面もあって、そうしたエピソードも諸所に盛り込まれています。

なぜか第一弾の文庫が近くに見当たらない(男の一人暮らしなもので)ので、続編の中から、私が最も印象に残ったエピソードを最後にご紹介します(一部編集してあります)。

湾岸戦争が始まり、米国が暗い雰囲気に包まれていた頃、著者が地下鉄に乗っていると、車掌による車内アナウンスが流れます。

「えー次は、23番通りイーライ・アベニューです。さて、今日のスポーツニュースをお伝えします。ニックス(地元のバスケットチーム)が勝ちました」

どっと笑いが起こり、乗客の表情が明るくなります。

「ドアが閉まります。足元にご注意ください。ここで、引き続きスポーツニュースです。先ほどもお伝えしたように、ニックスが勝ちましたが、なんとCMがはさまれてしまったため、勝利の瞬間は画面で見ることができませんでした」

「そうなんだよ」、と、ドアのところに立っていた白人の男性が悔しそうに床を蹴ります。

「続いて、天気予報です。今日の気温は1.7度、明日はなんと30度まで上がる予定です。あっ、失礼しました。私は明日、カリブ海に行くので、そこの気温と間違えました」

車内にはまた、笑いの渦が巻き起こります。

「これで、スポーツニュースと天気予報を終わります。最後に・・・」

「この瞬間にも湾岸で戦っている兵士たちのために、静かに祈りたいと思います」


私自身、ニューヨークには、出張で数度と、全米オープンテニスを1度観戦しに行った程度ですが、そういえば、街を歩いていていきなり黒人のお兄さんに、「○○ってどうやって行けばいいんだっけ?」って話しかけられたことを思い出しました。「Sorry, I'm a stranger here.」って答えると、「Oh. Thanks anyway.」って言いながら走り去っていったのですが、日本ではあまりないことですよね。

このシリーズは、もともと英語学習用の雑誌に連載されていたコラムをまとめたものなので、ところどころにちょっとした英語表現も交えられていて、寒いこの季節、英語学習のコーヒーブレイクにはとてもお勧めの一冊です。

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センター試験に挑戦
昨日のセンター試験、早速解いてみました。結果は、244/250。一問間違いました。しかも、英英辞典の効果について書かれた長文で(汗) それ以外にも、非常に迷う問題が幾つもありました。何とか正解出来たものの、かなり難しい印象です。TOEICで出たら間違う人が多数出そうな問題もありました。受験生も大変ですね。

ということで、問題を5問ピックアップしてご紹介します。ただ、全問解いても1時間程度ですし、特にリスニングは良い練習になるので、お時間のある方は是非全問解いてみてください。

ではどうぞ。答えは白で反転してありますので、ドラッグすると見れます。

問1:次の問いにおいて、下線部の発音が、ほかの三つと異なるものを一つ選べ。
①absorb ②comfort ③formal ④newborn
答え:

問2~5:次の問いの番号部に入れるのに最も適当なものを、一つ選べ。

Hi! It's me. I'm sorry I'm late. I'm running (2) the direction of the ticket gate. I'll be with you in a minute.
①in ②of ③to ④within
答え:

You've got (3) on your tie. Did you have fried eggs for breakfast?
①a few eggs ②an egg ③some egg ④some eggs
答え:

“How about going to that conveyor-belt sushi bar again?”
“I'm afraid we can't. It closed (4) last month.”
①down ②in ③off ④upon
答え:

“You never seem to gain weight. How do you stay so slim?”
“Just lucky, I guess. It (5) in our family.”
①comes ②goes ③runs ④works
答え:

(5)は相当難しいですよね。語感で何とか正解できましたが、私もこんな言い方知りませんでした。苦戦した受験生も多かったのでは無いでしょうか。TOEICで出ても悩むでしょう。リスニングはとても面白い問題がありますよ。是非試してみてください。25問ですし、すぐ終わりますから。

センター試験を解くのは良い刺激になりますね。気持ちが若返ります(笑) 熱かった受験時代を思い出して、自分に気合を入れる良い機会になりました。気持ちだけは若者に負けないよう頑張ろうっと。

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あれから14年
14年前の今日、私は東京で働いていました。朝、家を出る時は、まさかあんなに大きな被害になるとは思ってもいませんでした。当時はインターネットも携帯もなくて、会社についてしばらくして、TVのニュースや会社の中の人づてに、大変な事になっているらしいと知ったんです。

「加藤さんもすぐ自宅に電話した方がいいよ」と言われ、公衆電話から慌てて電話して、大阪の自宅が無事だったのを知り、ほっとしたのを今でも覚えています。学生時代、自分が毎日通っていた神戸の町の悲惨な状況や、友人としょっちゅう遊びに行っていた長田地区が一面の焼け野原になっているのを見て、にわかには実感が沸きませんでした。親戚や大学時代の友人たちや先生が被災したとの情報や、学校が被災者の仮設住居になっているTVの映像などで、次第に事の重大さを知ったのです。

私のHNである、「TEX」は、阪神大震災で被災した柴犬です。飼い主とはぐれて施設に引き取られていたところを、実家の家族に引き取られ、今でも元気に暮らしています。

あれからもう14年が経ったんですね。ともすれば平和な毎日の暮らしの中であの日のことを忘れてしまいますが、日々普通に生きていられることを感謝しなければと、この日がくる度に思います。

となんだかしんみりとした話になってしまいましたが、今日はセンター試験が行われた日でもありました。私の学生時代は「共通一次試験」って名前でしたが、こちらは受けてからもう20年以上が経ったんだと考えると、これまた時の過ぎ去る早さを感じてしまいます。今から風呂に入って気合を入れて、受験生に負けじと解いてみます。結果や、印象に残った問題等、明日にでもUPします。


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狂人的努力
すでに、しゅうさん豆太さんもブログでご紹介されていますが、今更ながらに「奇跡のリンゴ」(石川拓治著 幻冬舎)を読みました。「絶対不可能」とされた無農薬でのリンゴ作りに挑み、それを成し遂げた青森のリンゴ農家・木村秋則さんの物語です。

私が元々、自己啓発書やビジネス書では、理論書よりもこうしたサクセスストーリーの方が好きだということもありますが、人生についての深い気付きが得られ、自分に喝を入れられるすがすがしい一冊でした。印象に残った部分を少しご紹介しますが、興味を持たれたら是非ご一読ください。

「バカになるって、やってみればわかると思うけど、そんなに簡単なことではないんだよ。だけどさ、死ぬくらいなら、その前に一回はバカになってみたらいい。同じことを考えた先輩として、ひとつだけわかったことがある。ひとつのものに狂えば、いつか必ず答えに巡り合うことができるんだよ」

周囲からは半ば狂人扱いされつつリンゴの無農薬栽培に挑み続けた木村さんでしたが、何年経っても成果は出ず、とうとう自殺を決意するところまで追い詰められてしまいます。ところが、死に場所として選んだ山中で奇跡的な巡り合いがあって、そこから一気に道が開けるのです。

このくだりを読んで、インスタントラーメンを発明した、日清食品の創業者・安藤百福さんの物語を思い出しました(「魔法のラーメン発明物語」日経ビジネス文庫)。安藤さんは、経営していた信用組合が破綻して、47歳で無一文になってしまうのですが、そこから自宅の庭に小屋を建てて、まったくの素人からインスタントラーメン作りを始めたんです。当然周囲からは、「気でも狂ったのではないか」と思われたそうですが、それが後々のチキンラーメンやカップヌードルにつながったわけです。スティーブ・ジョブズも大学の卒業式典で、「Stay foolish.」って言っていましたが、木村さんの物語を読んで、そうしたことが私の頭の中でつながりました。偉大な事を成し遂げるには、「狂人的努力」が必要ということです。

リンゴの実をならせるのはリンゴの木で、それを支えているのは自然だけれどもな、私を支えてくれたのはやっぱり人であったな。リンゴの木が、リンゴの木だけでは生きられないようにな、人間もさ、一人で生きているわけではない。私もな、自分独りで苦労しているようなつもりでいたけどよ、周りで支えてくれる人がいなかったら、とてもここまではやって来られなかった。

木村さんや安藤さんも、ご家族をはじめとする協力者がいなければ、偉業を成し遂げることはできませんでした。これは何でもそうですね。仕事でも英語学習でも人生でも、目標を達成する過程にはたくさんの人たちの支えがあるはずです。私もついそのことを忘れて苦い経験をしたこともありますし、今でも日々反省することがあります。

周囲への感謝の気持ちを忘れず、一つのことを成し遂げるために「狂人的努力」を重ねる。結局、仕事でも英語学習でも、行き着くところはそこなんでしょうね。特に自分の仕事に対しての姿勢を改めて見直す機会が得られて、本当に読んでよかったと思える本でした。

Where there’s a will, there’s a way.
ひとつのものに狂えば、いつか答えに巡り合う。

ブログに書くだけじゃなくて、実践しないと、ですね。頑張らねば。

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TBRの反省
さっきざっと聞いたのですが、自分の声の小ささにびっくりしました。全然聞こえませんね。あれではリスナーの方もいらいらしたのではと思います。すみません。どの程度の大きさの声で話していいのかが分かっていないせいもあるのですが、発声が根本的にできていませんね。

明瞭な声で話されている神崎先生他の出演者の方はさすがです。やはり普段TOEIC講師などをされていて、教室等で話されているので、発声がしっかりしていらっしゃるのでしょう。とはいえ、同じサラリーマンのTommyさんの声は聞こえやすいので、それは言い訳にはなりません。ちゃんとユーザーの方が聞きやすいよう大きな声で、明瞭かつゆっくり話さないといけませんね。もしくはしっかり話せないなら出演するのをやめて、このブログで文章でしっかりと解答速報をフォローするべきですね。

ということで、テスト以外の部分での課題が残ったTOEICでした。TBRを聴かれた方、お聞きづらい部分が多くて申し訳ありませんでした。3月のTOEIC後の速報の出し方は自分への課題にします。


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TOEICの答えを覚えること
あら? いつの間にかアクセスカウンターが2万を突破しているではありませんか。12/11に1万アクセスだったのですが、約1ヶ月で2万アクセス突破とは、びっくりですね。拙い雑文を読んでいただけてありがたい限りです。え、あんたのTOEIC解答速報を見に来てるだけだよって? それだけでも嬉しいですよ。速報をUPした甲斐があるというものです。皆さん、ご訪問ありがとうございます!

さて、TOEICの解答速報を書いていて、よく質問されるのが、「どうやって答えを覚えているんですか」とか、「なんであんなに覚えているんですか」といったことです。もちろん、私一人が百数十問の問題や答えを覚えていられるはずもなく、他の受験者の方々から情報を頂いて、最終的にまとめているに過ぎません。

ですが、それと同時に、情報をいただいたときに、「あ、それ出ましたね」「そうでしたね。それはこういう感じでしたね」などと、ある程度は思い出せるのも事実です。もし、私が全く覚えていないと、「え、そんなの出ましたっけ?」「まあ出たかもしれませんからとりあえずUPしておきます」などといいかげんな速報になってしまいますよね。当然質問されても答えられませんし、記事も修正の嵐になってしまって、情報としての確度や信頼性も著しく下がってしまいます。

ではなぜある程度問題を覚えていたり、言われれば思い出せるかと言いますと、一つは楽しみながらTOEICを解いているからだと思います。皆さんも、興味のあるものなら覚えられますよね。その反面、興味が無いことを無理やり覚えようとしてもまず覚えられません。私の場合、「どんな問題が出るかな」「あ、こういうのが出たか」「これは難しいなあ」「さ、今回の読解はどんなのだ」などと、楽しみながら問題を解いている部分もあります。要は単にTOEICマニアなだけ(笑)とも言えますが、興味を持って学習したり、テストを受けることってスコアアップのためにはとても大切な気がします。「楽しくなければTOEICじゃない」ですね(いやあ、いいこと言うなあ、と自画自賛)。

問題を覚えていられるもう一つの理由として、受験英語の神様、竹岡広信さんの著書から次の一節を引用させていただきます。

「内容を考えて解く」とは当たり前のことのようだが、こと英語になると内容を考えないで「パズル的に解く」受験生が多いことに驚かされる。たとえば模擬試験が終わったあと、受験生に「語句整序問題はどのような内容だった?」とたずねてみると、答えられる者はほとんどいない。これは「英語を言語としてとらえていない」証拠なのである。

英語の試験である以上、まずは書かれている内容を予想し考えるのは当然のことなのだが、この当然のことができていない。もちろん、「補助的解法」としてさまざまな戦略を使うのはいっこうに問題はないが、内容も考えないで魔法のように解こうとするからかえって解けないのである。


舌鋒鋭い竹岡先生らしい表現ですが、TOEICにもこのことは当てはまると思います。しっかりと英語を言葉としてとらえ、その言葉で語られている内容を理解し、考えて解く、これが王道ではないでしょうか。

と言うことで、皆さんもTOEICの問題をしっかりと読んで理解して答えて頂いて、問題提供へのご協力をよろしくお願いします。って、それが言いたかったわけではありませんよ。ええ。決して。

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今回のTOEICを振り返って
試験と解答速報が一通り終わったのでほっと一息です。フォーム2でしたが、全般的に易化した印象を受けました。前回前々回と平均点がすごく低かったので、ETSも多少は調整したのでしょうか。逆に、高得点を狙うにはミスが許されないので、厳しい試験だったかもしれません。感覚的には、リーディングは2問間違えたら満点が取れないレベルだったように感じました。

今回は、試験中は試験に集中し、問題を覚える努力を全くしなかったのですが、Azuriteさんをはじめとする方々のご協力を頂いて、マイナーフォームながら、現時点で95/100と、前回までと変わらぬ量の問題をカバーすることが出来ました。「三人寄れば文殊の知恵」とは良く言ったもので、衆知を集めることのパワーを感じることが出来ました。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

以下今回のTOEICを受けての雑感です。

*既にネット上でも話題になっていますが、解答に直結する誤植がありましたね。前代未聞ではないでしょうか。パート7で、「第2段落4行目のstockと同じ意味の単語を選びなさい」という設問があったのですが、何度見ても4行目にstockが無いんです。段落を間違えたのかなあと思って見直してもないし、よく見ると、4行目ではなく5行目にありました。これは全員正解にするか、採点対象から外すべきですね。解いてみれば誰でも気付く初歩的なミスなので、ETSにはしっかりしてもらいたいです。ここで時間をロスしてしまった受験者もいるでしょう。高い受験料を払って真剣に受けている受験者がたくさんいるわけですから、このようなミスは二度とあってはならないと思います。

*これはTBRに参加した時に聞いたのですが、昨年の1月の問題と重複する問題が多数出題されたそうです。私は昨年の6月から受け始めたので分からないのですが、これにも疑問を覚えます。年8回もテストがあるので、毎回まったく違う問題を出すことができないのは分かりますが、せめて3年スパンぐらいにできないものでしょうか。1年前と同じ問題をそれも複数出題したのでは、受験者の受験回数で有利不利が出ることは避けられません。まあ、私ごときの影響力なんてしれていますが、そのうち解答速報を非公開にせざるを得ない状況になってしまうかもしれませんね。極端な話、今年の後半以降は、私の過去の解答速報を試験前にチェックすれば同じ問題が出る可能性が出てしまいますから、それってどうなのかな、って自分でもちょっと思ってしまいます。

*今回は、TOEICのための勉強はせず、前日に公式を1回分さっと解いたのみでしたが、今までと変わらない感触で本番を終えることが出来ました。もちろん、実際に点数が出てみないとなんともいえないのですが、逆にリスニングは、勘で答えた問題は恐らく3問程度(パート1で1問落としましたが)と、今までよりしっかり解けた印象です。ほぼちゃんと聴き取れました。リーディングも解いた印象としては今までと変わりません。つまり、中学レベルの英語の音読・暗誦・シャドーイング、基礎のライティングを日々繰り返していたにも関わらず、TOEICにはあまり影響がなかったことになります。これは、「脱TOEIC」の勉強を続けていく上で、自分の励みとなりました。なんて書いていて、実際に結果が出ると愕然としたりするかもしれませんが。まあ、もし点数が急降下したとしても、今後も、TOEICに特化した勉強はせず、より「使える英語」へのレベルアップを目指したアウトプット中心の勉強を続けるつもりです。

ともあれ、試験で全力を出し切るという試験前の目標は達成しました。普段より丁寧に1問1問集中して解いて、15分残った時間も、答えを覚える作業はせず、ひたすら見直しをしました。試験直後は、「今日は全然覚えていないなあ」と思ったのですが、それでも、他の受験者の皆さんのお力を借りれば、これまでと変わりなく答えが集まることが分かったのも大きな収穫でした。

それでは、第144回TOEIC受験された皆さん、お疲れ様でした。情報提供頂いた方々、コメントをお寄せ頂いた方々、速報を参考にして応援クリックして頂いた方々、ありがとうございました。もちろん、応援クリックせずとも、情報を参考にして頂けていれば、書いた甲斐があります。次回3月までTOEICはしばしお休みですが、日々の英語学習に精進し、レベルアップを目指しましょう。

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明日のTOEIC
すっかり書くのを忘れていましたが、明日TOEICを受けて、その後インターネットラジオTBRに出ます。詳細はこの記事の最後をご覧ください。

明日のTOEICの私の目標は、

「試験を受けられることに感謝して、自分の100%の全力で試験に臨む」

ことです。

考えてみると、明日の試験は一生に一回しか受けられませんよね。豆太さんのブログのタイトルではありませんが、「一期一会」です。これってすごいことだと思うんです。世の中、いろいろな事情でTOEICを受けられない方もいるでしょう。でも、少なくとも私は受けられます。受験料も無駄にしてはいけませんね。大切なお金です。必死に試験を受けなければ、時間の無駄です。そういう風に考えると、もうこれは出来る限りの力で頑張るしかありませせん。

解答速報を楽しみにされている方には申し訳ないのですが、明日は200問をしっかり全力で解いて、時間が余ったら、必死に見直そうと思います。問題を覚える余裕は無いかもしれません。試験が終わったら、「明日のジョー」のラストシーンのように、真っ白な灰になるぐらいの勢いで頑張ります。

でもまあ、私が答えを覚えられなくても、豪華ゲスト陣の先生方がいらっしゃるので安心です。私はとにかく必死のパッチで解答用紙に鼻血が垂れないよう気をつけつつ、最後まで全力で戦うことを誓います(高校野球の選手宣誓風に)。

最近、自分が試験を受けられることのありがたさを痛感する出来事があったので、ちょっといつもより熱くなってしまいました。受験される皆さん、頑張りましょう。受験されない皆さん、受験者の幸運をお祈りください。

TOEIC Blitz Radio presents
Hyper Pyper PTL January 2009
Sunday, 11th, 7pm – 9pm
Topic: TOEIC January 2009
Special guests:
Yujiro Tsuneno (TOEIC 満点劇場 e-tsune)
Morite2 (TOEIC 満点&アメリカ移住への道)
Tommy (TOEIC A GO! GO! 目指せTOEIC900点の道!)
TEX Kato (TOEIC連続満点サラリーマンのブログ)
Keiko Whitlock (もうすぐTOEIC990満点講師☆ウィットロック慶子)
Tetsuya Hanada (花田のTOEICブログ)
Aahya (えいごろりん)
pyper (Morite2’s girl friend)

放送用URL:
http://203.131.199.132:8180/TBR.m3u
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放送時間にアクセスすると聞けます。   

BBS:
質問受付用スレッド
   ↑
Hyper Pyper PTL January 2009というタイトルのスレッドです。TOEIC公開テストに関する質問を受け付けます(日本語可)。


↓よーし、私もやったると思った方、気合をクリックに込めてください(笑)。
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アイデアのヒント
今日は、なぜかこのブログで、TOEICの解答速報に次いで反響の大きい、本のご紹介です。私は商品企画を生業としているので、普段、企画やらマーケティングの本をよく読みます。その中で、「アイデアのヒント」(TBSブリタニカ)という本が非常に良書で、英語学習者の皆さんにも何かしら得るところがあるのではないかと思いますので、ご紹介します。

この本は、簡単に言いますと、アイデアを出すためのコツを、米国の広告マンがまとめた本です。皆さんの参考になりそうな部分を抜粋しますので、「アイデア」の部分を、「TOEIC」や「英語」等に皆さんご自身で置き換えてご参照ください(一部編集してあります)。

「楽しんでやった人ほどよい成果をあげる」というのは、何に対しても通用する真理である。人生を無駄にしてはいけない。楽しもう。

アイデアが得られるかどうかは、先天的な能力ではなく、「自分はアイデアを出せる」というあなたの信念にかかっている。できると思っている人はできる。できないと思っている人はできない。きわめて簡単なことである。自分を信じよう。

アイデアを手に入れられる「だろう」とイメージするのではない。「すでにアイデアが手に入った」状態をイメージするのだ。称賛され、感謝され、報われた自分を想像しよう。それはきっと現実になる。

知りたがりになろう。あなたが生まれつき好奇心が強いタイプならいい。だが、そうでないなら、無理にでもそうしよう。まず心がけることが肝心だ。それも毎日、意識的にだ。

笑われることをおそれるな。誰だってこわい。アイデアの出しすぎで批判された人はいないし、アイデアを考え出すのは素晴らしい冒険だ。

わたしがこれまでに見つけた最も効果的な制約は「時間」だ。締切があると、人間は何とかやり遂げてしまうものなのである。自分に制約を加えてみよう。

もし問題が解けなかったり、泥沼にはまったときは、角度を変えた質問を投げかけてみよう。問題を言い換えてみるだけで正解への道が開け、さまざまな解決法が浮かび上がってくるものだ。

アイデアを生み出したいという熱意は、明日になれば増すだろうか? 待っていてはいけない。詩人エマソンは言った。「情熱なしに成し遂げられた偉業はない」。いま始めよう。重い腰を上げて動きはじめたら、アイデアも動き出し、それまで想像もしなかったような世界が見えてくる。可能性が生まれる。障壁をなぎ倒し、困難を飛び越え、論理を超越できる。

本気になろう。本気になるための一番の方法は金を出すことだ。それが本気になるということだ。本気になれば、身体も動く。

船を燃やそう。退路を断とう。あなたはもし失敗したら、どんな言い訳を使うだろうか。使いそうな言い訳は「燃やして」しまおう。

何より肝心なのは「根気」だ。才能じゃない。金じゃない。教育じゃない。運じゃない。根気と決意だけがすべての道を拓く。たいていの場合、人は失敗はしない。挑戦をあきらめてしまうだけだ。だから立ち止まってはいけない。こだわり続けよう。


なんか書いていて自分でもやる気が出てきました(笑) ということで、3月のTOEIC SWテストを受けようと思います! 早速HPで調べたところ、来週申し込み開始のようです。HUMMERさんのブログに刺激を受けましたしね。これから2ヶ月間しっかりと勉強して、結果をまたご報告しようと思います。え、その前にあんた今週末のTOEIC大丈夫なの、と思った方、全力で頑張りますのでご安心を。対策していないから点数が極端に下がってしまうようではそこまでです(と言い訳を燃やしてみました)。


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衝撃のニュース
韓国の小学5年生がTOEICの試験で満点
http://www.chosunonline.com/article/20090107000021

話題の主人公は、江原道春川の春川華僑小学校5年に在学中のピョン・イオン君(11)。韓国TOEIC委員会は12月29日、第191回TOEIC試験(11月23日実施)でピョン君が990点満点を獲得したと発表した。

ピョン君は家で熱心に読書をし、映画や音楽を見たり聞いたりしながら語学の実力をつけた。母親の努力と家庭教育がすべてで、自宅で米国のCNNテレビや中国のCCTVを見ながら、塾では習うことのできない幅広い語彙を習得したという。ピョン君の語学力は、英語も中国語も現地の人と会話ができるほどの実力だ。


私、思わず「ひょえー」っと漫画のような奇声を上げてしまいました。我々の苦労はいったい何なんざんしょう。記事を読む限りでは、帰国子女ではなさそうですね。それでいて小学5年生で990点とは。この子は将来いったいどうなってしまうのでしょうか。いやあ、恐れ入りました。びっくりです。


↓びっくりした方、クリックした後に話のネタにしてください(笑)
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TOEICパート5ミニテスト
たまにはTOEIC対策ということで、昨年6月以降に出た問題から20問を選びました。解説や日本語訳は省略しますが、出題された箇所を反転し、解答の手がかりを加えてありますので、試しに解いてみてください。文章は、Googleで検索した記事を加工してありますので、本番とは異なりますが、問われている部分は同じです。選択肢が微妙な問題があったらすみません。

難しめの問題を中心に選びましたが、皆さん全問正解できるでしょうか?

※答えは白文字になっていますので、空白の部分にカーソルをあててドラッグすると見れます。携帯の方は答えが見えてしまいますが、お許しを。

1. The team spokesman said both the owner and the general manager left Dallas yesterday but wouldn't comment on where they conducted their latest round of interviews.. (interview / interviews)

2. Microsoft is introducing Program Manager interns for the summer. (for / to)

3. After the workshop, participants are welcome to discuss the topic informally with the instructor. (roughly / informally)

4. He was a valued member of our community, and I know that I speak for everyone who knew him in saying that his friendly presence will be sadly missed. (for / on)

5. The new hospital staff is going to serve as a liaison between the doctors and the patients. (lで始まる連絡係を意味する単語)

6. The company's new product is prominently advertised in the latest issue of the magazine. (unanimously / prominently)

7. ABC corporation is sponsoring market research to identify new strategies for the sales division. (progress / identify)

8. The manager wants to change the company policy, because he suspects that it is rather out of date. (concerns / suspects)

9. Professional web design is an essential part of your company's image. (essentially / essential)

10. For more information and to complete application for the job, check our website. (to complete / completion)

11. The hotel has earned its well-deserved reputation. (rで始まる名声を意味する単語)

12. The sales figure has exceeded our expectations by 2%. (in / by)

13. We have two options for the delivery. Firstly, we can ship the rest of your order by June 7 and ship the item #ABCD later. Alternatively, we are happy to ship all the items together by June 13. (Alternatively / Meanwhile)

14. Reagan pledged to spend $2.5 billion over 5 years to investigate cleaner ways of burning coal. (burning / burned)

15. If you exceed the above service limits, Microsoft reserves the right to cancel your service. (to cancel / cancel)

16. Mr.Kim credits some of his success to a biography of Madame Curie that he read in his childhood. (attribute A to Bを、cで始まる単語で言い換え)

17. The associate director has asked all the new analysts scheduling vacation time to speak to her first. (to schedule / scheduling)

18. Seven & I Holdings Co., which operates supermarkets and 7-Eleven convenience stores, said it will acquire a Japanese department-store company in a deal valued at $1.7 billion, creating Japan's biggest retail conglomerate by sales. (values / valued)

19. The delegations from Japan expressed their appreciation to the Government of Malaysia for hosting the 9th Meeting of ASEAN-Japan Forum and for the hospitality extended to them. (dで始まる代表団を意味する単語)

20. After long deliberation, the committee has decided to award "Pop Album of the Year" to Mr. Children. (dで始まる熟考を意味する単語)


↓少しは練習になった方、クリック頂けるとありがたいです。
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私の風邪対策
TOEIC当日は体調を万全にするのが一番大切ということで、今日は英語ではなく、風邪対策について書きたいと思います。最初にお断りしておきますが、これはあくまで私個人の対策であって、必ずしも効果のほどを保証するものではありません。ひどくなったらちゃんと医療機関で治療してもらってください。

私、少なくとも現在の会社に転職してからのここ6年間は、風邪で会社を休んだことは一度もありません。それ以前の記憶もあまりないので、もしかすると最後に風邪で会社を休んだのは10年以上前かもしれません。一般的な風邪の予防策とされる、うがいや手洗いもしません。歯を磨いたときにうがいをするくらいで、手を洗うのもトイレと風呂に入った時ぐらいです(それはそれで衛生的・マナー的にどうかと思いますが)。予防接種を受けたこともここ10年で一度もありませんし、風邪薬を飲んだのも多分数回です。

会社でも、この冬、うちの部はほとんど全員が一日は風邪で休みました。電車の車内でも、当然、周囲でマスクをしたりゴホゴホと咳き込んでいる人もたくさんいます。それでも風邪を引きません。「TEXは風邪を引かないよなあ」と会社でも言われました。

え、「○○は風邪を引かない」っていうから当然でしょ、って? そうなんですよね。この言葉は意外と核心を衝いていると思います。○○ってことは、風邪を引いても気付かない、鈍感なことを指すのではと思いますが、「自分は風邪を引かない」あるいは、「風邪って何?」ぐらいの心理状態でいるのが私の対策です(「えー。何それー」って声が聞こえましたね)。

私は以前の記事で書いたのですが、10年前に胃腸の病気になって約1ヶ月入院しました。国で難病指定されていて、退院後の再発率も高いちょっとやっかいな病気でした。ですが、今のところ再発する様子も無く、順調です。この体験を経て私が改めて思ったのが、「病は気から」ということです。「再発したらどうしよう」「一生治らないかも」などと思っていたら、絶対再発していたと思います。ですが、「きっともうならない」「大丈夫でしょ」「もう治った」と気楽に構えていたら、病気の方で逃げていった気がします(もちろん、退院後半年程度はちゃんと食事療法を続けましたし、今でも自分の身体と相談して調整しています)。

風邪も同じで、「うわ、寒気がする。風邪かな」「周りが皆風邪だから移りそうだな」「やばい、風邪引いたらどうしよう。もうすぐTOEICなのに」などと弱気になっていると、風邪を引きやすくなるのではと思います。私の場合は、「俺は絶対風邪を引かない」と自分に言い聞かせ、周囲が風邪を引いていても気にしないようにしています。「風邪」という存在を自分の中からできるだけ消すようにするんです。「TEXの両隣が風邪だから次はTEXの番だね」などと言われても、「いえ、私は風邪を引かないので大丈夫です」と答えます。

以前はそういったことを特に意識はしていなかったのですが、私が非常に影響を受けた中村天風さんという方の本を読んで以来、意識して風邪を引かないようになりました。簡単に言いますと、「人間の精神力と言うのは偉大で、積極的精神を持って生きることで心身ともに健康になれる」というのが天風さんの教えです。手軽に読めるところでは、知的生き方文庫から出ている「中村天風の生きる手本」という本を是非読んでみてください。ちなみに宗教書ではありませんのでご安心を。

もちろん、ちょっとやばいかな、と思ったら、温かくして風邪薬か栄養ドリンクを飲んで睡眠をしっかりとるべきだと思いますが、それ以前の段階として、「風邪に負けない」気持ちを持つ、もしくは、「風邪引いたかもしれないけど気付かなかった」ぐらいの鈍感な気持ちでいれば、風邪を引きづらくなるのではと思います。最悪それでも風邪を引いたら、「これは風邪じゃなくて知恵熱だ」って言い張りましょう。

ということで、TOEIC直前のこの時期は、普段の風邪対策に加え、

1. 「私は風邪を引かない」と一言つぶやいて寝るようにする
2. 「風邪引いたらどうしよう」的なネガティブな言動(言ったり書いたり)を止める
3. 風邪対策をしている際も、「引いたら嫌だな」ではなく、「コレで大丈夫」とポジティブに考える

といったポジティブ思考を加えてみてはいかがでしょうか。効果あるはずです(多分)。

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TOEICが変わる?
もちろん嘘です。すみません。なぜ私がこのようなタイトルにしたかというと、アクセス稼ごうと正月休みに読んだ勝間和代さんの「ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力」という本の中にとても印象に残る部分があったからです。※この本も、昨年ご紹介した「起きていることはすべて正しい」に続き、得るところがたくさんありました。ご興味をもたれた方は是非ご一読ください。

私たちの考え方や教育の多くは、知識・理解の段階にとどまるか、せいぜい応用レベルで終わってしまうため、学校のテストや入学試験なども、ある程度、過去問を繰り返し解いたり、専門学校で習うことにより、パターン認識で対処できるようになってしまっています。しかし、それでは学校のテストでいい点を取ることができたとしても、現実の世界では対処できないのです。

勝間さんが公認会計士の二次試験を受験された年、それまでとは全く傾向の違う問題が過半数出題され、専門学校の模擬試験でいい点数を取っていた方が軒並み落ち、模試ではボーダーラインだったものの、単なる暗記ではなく、しっかりと会計学や経営学の原理原則を理解していた勝間さんは合格されたそうです。

思うに、模擬試験上位の人たちは、過去問題や専門学校のパターン問題に過度に最適化してしまい、考える能力を失ってしまったのでしょう。同じことが、日常生活でも起こります。これは、勉強熱心な人にほど起こりがちな罠なのです。

これをTOEICに置き換えてみるとどうでしょう? 試験当日の問題が、7パートのうち、4つが全くこれまでと違う形式だったとしたら、皆さんの点数はどうなるでしょうか? 問題用紙のシールを、受験票を使って勢いよくスパッと切っていい気分で表紙をめくったら、得点源のはずの写真問題が無いんですよ(笑) 

TOEIC対策の暗記勉強しかしていないと、精神的な動揺も手伝って結果はボロボロになるのではないでしょうか。私もそうなるかもしれません。でも、きっと神崎さんは普段と変わらず満点ですよね。それは、勝間さんの言葉を借りれば、「知識のレベルで思考を止めていない」からです。英語力が、「売りものになるレベル(=それを使って他の人から何らかの形でお金をもらえるレベル)で身についている」からです。

ビジネス本にはしばしば登場するのですが、「空・雨・傘」のフレームワークというものがあります。皆さんも、「空」を見て、「雨」が降ってきそうだなと思ったら、「傘」を持っていきますよね。これは、曇り空という事実を認識して、雨が降りそうだと解釈し、傘を持っていくことで問題解決していることになります。ところが、空を見て「曇っている」という事実を認識しただけで思考を止めてしまうと、雨に降られて自分も洗濯物もびしょ濡れという結果になってしまいます。

普段から、この「空・雨・傘」の3つ(本の中では6つ)のサイクルを回し続けることが、ビジネス思考力を身につけるために必要だと勝間さんは述べていますが、これは英語力にも同じことが言えると思うのです(自らの英語力を省みない偉そうな中年男)。

つまり、以下の3つのプロセスを普段から繰り返すことが英語力UPには必要ということになります。

1. 十分なレベルの「空」の情報、すなわち知識を得て、理解を深めること  
   *普段の勉強でしっかりした英語力のベースを築くことがまずは必要です。

2. 得た知識とその理解から、「雨」の情報、すなわち自分なりの当てはめ方や、フレームワークを中心とした分析ができるようにしておくこと  
   *単なる暗記ではなく、自分なりにあれこれ応用してみることが大事です。

3. 最後に、「傘」の情報、すなわち解釈を自分の考えや行動に生かすこと
   *最後はやはり実際に現実生活で英語を生かすことですね。仕事であれ趣味であれ。

勝間さんの言葉を再びお借りすると、「知識で終わっていることは借りものの知識であって、このプロセスを経てはじめて、自分の血となり肉となる」のです(一部編集)。

非常に難しく、かつ日々の努力が必要なことではありますが、英語を単なる知識のレベルで終わらせず、仮にTOEICでいえば、「たとえどんな問題が出ようとも対応できる英語思考力」を身につけたいなと思います。もっともそのためにはまずはベースとなる知識が必要となることは言うまでもありません。英語を自分の中に血肉化(漢字にするとおどろおどろしい!)したいですね。日々精進するしかありません。


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使える英語を磨く!
実家から帰京して、真っ先に行ったことが、「河合塾のセンター試験対策模試全8回分の、残り4回分を終わらせること」だった英語バカな中年男TEX加藤です。

年末年始は、実家の愛犬TEXとも久しぶりに対面し、一家団らんの休日を満喫してきました。おせち料理や自家製のたこ焼きを食べつつ、箱根駅伝を見たり、英作文の演習をしたり(笑)、読書をしたりと、良い充電ができた気がします。2009年という新たな年を、仕事に英語にプライベートにと、飛躍の一年にしたいものです。

このブログの趣旨でもある英語に関しては、「武器として使える英語を磨くこと」を主眼に置いた一年にしようと考えています。具体的には、「読む・聴く」といったインプット中心の学習から、「話す・書く」というアウトプット中心の学習への切り替えです。TOEICのSWテストや英検1級といった試験にも折を見てチャレンジしたいなと思っています。

そのための第一歩として、休み中にいろいろな本を読み、ノート1冊分(といっても30ぺージの薄手ですが)の英作文のトレーニングを行いました。最初は何をしてアウトプットを鍛えればよいのかが見えていませんでしたが、試行錯誤しているうちに、自分なりの方向性が見えてきた気がします。このあたりの勉強法については、成果が出たらこのブログでもご紹介したいと思います。

休み中に、英語学習以外の本も合わせ、十数冊の本を読んだのですが、その中から、 「伝わる英語表現法」(長部三郎著 岩波新書)の次の一節をご紹介します。この本は、長年通訳として活躍され、今でもサイマル・アカデミーや大学で教鞭をとられている筆者が、「単語中心の逐語訳的発想から脱却し、簡単かつ生きた英語表現で日本語の意味を伝えるための方法」を説明した非常に優れた一冊です。

英語は記号の勉強ではない。英語は言語(ことば)、言語は生きている。文法をマスターしても使えない。文法にないことがたくさんある。いやいや英語をやっていると英語の方で逃げていくから、いくらやっても身につかない。

人間関係と同じで、早晩付き合わなければならない英語なら、はやく付き合い方をおぼえた方がいい。日頃、嫌だと思った相手でも、よく付き合ってみれば、いいところの一つや二つはあるものだ。意外に楽しい奴だったりする。英語は付き合う相手として不足はない。毎日でも、一生付き合っても退屈しない。それは人生の素晴らしい出会いだ。英語を通じて知ることができるのは知識ばかりではない。大勢の人たちと出会い、新しい世界、興奮と感動の世界が広がる。


この他にも、 「英語大好き人間なのに英語下手。日本語で考えているとよく英語が出てくるのに、英語を言おうとすると日本語が邪魔をする」などといった“ぐさっ”と来る部分や、 「国際情勢」はinternational situationではなく、what's going on in the worldといってみると、簡単な単語でより生き生きした表現になる等々、なるほどなあと思う部分が多々ありました。

興味をもたれた方、本のご紹介はこちらをご覧ください。TOEICが1週間後なので余裕は無いかと思いますが、英語学習者の皆さんには是非読んで頂きたい良書です。著者はこの本を、「英語再発見の旅」に例えていますが、たまには試験対策の勉強をお休みして、言葉を積んだ船で旅に出かけてみてはいかがでしょうか。新しい発見があるかもしれませんよ。

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Happy New Year to All My Readers !!
Happy new year 2009 everyone!

Thank you very much for your support throughout 2008 and I look forward to sharing, meeting and working with more of you in 2009.

I wish you and your loved ones have a joyful, fulfilling, and healthy new year.


皆さん、あけましておめでとうございます!

2009年が皆さんにとって最高の一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

I wish you all the best for 2009 !


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