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「決断力」
今日はクリスマスイブなので、セブンイレブンでシュークリームを買って、家で英検1級の過去問を解いたり、英作文に取り組んだりしていました。

このような文章はロジックがおかしいですね。「クリスマスイブなのに」ですから、「Although」を選ぶのがTOEIC的には正解です。以上、自らの身体を張ってTOEICの文法問題の素材を提供してみました(笑)

さて、ブログでご紹介した「自助論」以外に、この一週間で、以下の本を読みました。

日本人に共通する英語のミス151
この世でいちばん大事な「カネ」の話
みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。勝つ広告のぜんぶ 

中でも西原理恵子さんの「この世で~」は良書でした。本屋で何となく手にとって、面白そうだったので購入したのですが、働くことの大切さ、お金の大切さを教えてくれます。西原さんと言えば、あの特徴的なヘタウマの絵がまず真っ先に頭に思い浮かびますが、この本にはあの手の絵は出てきません。挿絵も少なく、文章のみなのですが、読むと、「働けるだけ幸せだ」「いやな事もあるけど、頑張って働くぞ」って思える一冊です。深く考えさせられました。

と、英語学習にはあまり参考にならない内容の記事になってしまったので、将棋の羽生名人の著書「決断力」から、皆さんのモチベーションが上がりそうな部分を抜粋してご紹介します。

才能とは、継続できる情熱である。

以前、私は、才能は一瞬のきらめきだと思っていた。しかし今は、十年とか二十年、三十年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。

やってもやっても結果が出ないからと諦めてしまうと、そこからの進歩は絶対にない。周りのトップ棋士たちを見ても、目に見えて進歩はしていないが、少しでも前に進む意欲を持ち続けている人は、たとえ人より時間がかかっても、いい結果を残しているのである。

何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続してやるのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。

一つのことに打ち込んで続けるには、好きだということが根幹だが、そういう努力をしている人の側にいると、自然にいい影響が受けられるだろう。さらに、ペースを落としてでも続けることだ。無理やり詰め込んだり、「絶対にやらなきゃ」というのではなく、一回、一回の集中力や速度、費やす時間などを落としても、毎日、少しずつ続けることが大切だ。無理して途中でやめてしまうくらいなら、「牛歩の歩み」にギアチェンジしたほうがいいと思っている。「天才とは一パーセントの閃きと九九パーセントの努力である」というエジソンの言葉は、どの世界にも共通する心理をついた言葉である。

若いころ、一人で考え、学んだ知識は、今の将棋では古くなり、何の役にも立たない。だが、自分の力で吸収した考える力とか未知の局面に出会ったときの対処の方法とか、さまざまなことを学べたと思っている。私は、自ら努力をせずに効率よくやろうとすると、身につくことが少ない気がしている。近道思考で、簡単に手に入れたものは、もしかしたらメッキかもしれない。メッキはすぐに剥げてしまうだろう。


「才能とは、継続できる情熱」。いい言葉ですね。羽生さんも今38歳です。その年でも若手の追随を許さず、トップの地位を保ち続けている秘訣はここにあるのかもしれません。ほんのちょっとずつでもいいので、毎日英語の勉強続けないと、ですね。

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