さて、ここ4回連続してTOEICを受けてみて感じるのは、高得点を取るために、異常に難しい単語を覚える必要はないのでは、ということです。私もたまに本屋で、「TOEIC満点を取るための英単語」的な本を立ち読みしますが、あまりに難しい単語のオンパレードにくらくらしてしまって、すぐに棚に戻してしまいます。
でも、実際のテストにはほとんどそうした単語は出てきません。難しいと言われる今回でも、設問で直接問われた難語は、deliberation、deteriorate(同じく難語のstumbleが他の選択肢にあった)、impendingぐらいだったかと思います。仮にこれらが分からなくても、消去法で解ける可能性もありますし、全部間違ったとしても他で十分カバーできます。
また、パート7の文中では、be slated forやintactといった難しい単語が出てきましたが、知らなくても前後の文脈から推測することはできます。ですから、少なくともTOEICのスコアアップのためには、難しい単語を覚えることに時間を割くより、基本的な文法や単語をしっかり勉強してミスを減らすことの方が効率的だと思うのです。
もう一つ、英語の本だけでなく、日本語でもいいので、本の多読・速読は、特にパート7対策としては非常に有効だと思います。私の場合、1999年以来、今年の6月までTOEICは受けておらず、英語も勉強していませんでした。前職では上司が米国人だったのですが、純日本メーカーに転職後のここ5年間は仕事でもほとんど英語を使っていません。
ですが、その間も、本を読むのが好きなので、ビジネスマン向けの自己啓発本や、仕事に必要なマーケティングや企画の本を中心に、年間200冊程度の本を読むことは続けていましたし、本を読むスピードはかなり速いと思います。ちなみに英語の本はその間一冊も読んでいません。
こうした多読・速読が、結果的に、パート7対策に有効で、私の得点源になっていると思います。英語と日本語の違いはありますが、さっと全体に目を通しておおよその文意を把握するスキルはパート7対策に間違いなく役立っています。
TOEICの勉強を一休みして、たまには息抜きに本を読んでみるのもよいと思います。私が今日これから読む予定なのは、「建築家安藤忠雄」です。日本が世界に誇る建築家の自叙伝ですが、読むのが今から楽しみです。どんな「気づき」が得られるでしょうか。
↓いつもクリック頂いている皆さん、ありがとうございます。ほんとうに励みになっています。


L 95 100 100 97
R 100 100 100 100 96
パート2がかなりできなかったように感じたのですが、勘が当たったのか、2問ミスだったようです。パート3・4のどちらかでも1問間違えたようで、Lは97だった模様です。リーディングは恐らくパート5のvaluedを間違っただけの99点でした。ここで公開していた答えもほぼ合っていたようでよかったです。
今後も、数問間違っても満点が取れることを身を持って証明して、満点を目指している方への希望になれればと思います。。全問正解しなくても満点は取れますから。そう思うと特にリスニングは気が楽になりますよね。今回も確実に間違えました(笑)
↓参考になった方、クリックいただけると嬉しいです。


家で軽く食事やウォームアップを済ませ、いつもと同じ時間の電車に乗り、会場の最寄り駅に到着。そこで、あらかじめトートバッグに忍ばせていた「チョコラBBローヤル」を飲もうとしたら、フタが開きません。それでもしつこく開けようとしていたら、なんと右手の人差し指が切れて流血! 傷が浅くてすぐに血が止まったのは幸いでしたが、手に持っていた受験票が血染めになりました。
めげずに、「傷が浅くて良かった」と空元気を出しつつ会場に到着。音が反響して聴き辛い大ホールじゃないといいなあという願いもむなしく、あっけなく大ホールになってしまいました。
さて、受験者は皆同じだと思いますが、会場で気になるのは周囲の人です。私の場合、6月は目の前の人が大きな寝息をたてつつ熟睡、9月は大きな独り言とため息を連発する人の隣でしたが、今回はどうでしょうか。
私の席は、中央やや左後方の通路左側から2列目でした。右隣には3~4席分ほどの空席があるので、気になるのはすぐ左隣の方です。ぱっと拝見したところ、失礼ながらやや体格のよい女性で、メガネを掛けていてまじめそうな雰囲気です。ほっと一安心しつつ、「すみません、隣いいですか」と断って、席に着きました。
ところがです。インストラクションにしたがって問題用紙と解答用紙にマークをし始めたところ、突然、臨席から「カカカカカカ」とものすごい音が聴こえてきたのでびっくりしてしまいました。見ると、その女性は鉛筆を使われていたのですが、筆圧が強すぎるのか、机に叩きつけるような勢いで真剣な表情でマークされているので、それが相当な音になっている模様です。小学校の頃、硬い机にものすごい勢いで字を書きなぐっているクラスメートがいたなあと懐かしくなったほどでした。
とはいえ、マーク音ですから、規則に違反しているわけではありません。もしかして自分が神経質になってるだけかも、と思って周囲を見渡してみたのですが、そこだけが明らかに異質な音です(笑)。ここはメンタルトレーニングの出番ですね。イライラせず、まずは深呼吸をして、「これもまあテストの醍醐味だ」「できることに集中しよう」と開き直ったのが功を奏したのか、結局、試験中は、自分の集中力が勝り、ほとんど気になりませんでした。ただ、リーディングの見直し中はかなり気になりましたね。それぐらいすごいマーク音でした。気合が入っていたんでしょうね。
それにしても昨日速報をUPしていた漫画喫茶の環境は劣悪でした。今までいろんなネットカフェを利用してきましたが、あんなにいるのが辛かった場所はありません。もう二度と行かないだろうなあ。ものすごくつらそうな咳をゴホゴホしているオジサンが臨席だったのですが、見た感じそこにお住まいのようでした。現代社会の縮図を見た気がします。
↓全く参考にならないと思いますが、万が一にも参考になった方、クリックお願いします。


さて、明日のTOEIC本番に際して、私なりに心がけていることを紹介します。ただし、人によっては合わない方もいると思いますので、自分に合った方法で本番に臨まれるのが一番です。
○睡眠と食事に気をつける
今日の夜は、9時から10時半までテニスの練習をして汗をかいた後、12時前には寝て、明日は朝8時前には起きます。ぎりぎりまで寝ているのは論外ですが、早めに起きて余裕を持って本番に臨みたいところです。食事も、今日の夜からは消化のいい食べ物にします。万が一おなかの調子が悪いと最悪ですからね。明日の朝も、試験開始2時間前の11時からパスタで軽食を済ませます。炭水化物がエネルギーに変わりやすいのと、食べ過ぎて眠くなったり、直前に食べてトイレに行きたくなるのを避けるためです。また、試験直前の休憩時間にチョコを食べて、脳の糖分補給も忘れないようにします。私はチョコラBBローヤルを駅に着いた時に飲みますが、合わない人もいますし、おなかが痛くなる場合もあるので、普段飲み慣れていない場合は避けたほうが良いかもしれません。
○試験に集中するために
私は趣味のテニスで、緊張で頭が真っ白になって、自分の力がまったく出し切れずに試合に負けた苦い経験があります。そこからメンタルトレーニングの本を何冊も読んで実践するようにしたところ、特に集中力の向上に劇的な効果がありました。TOEICにも役立つ部分があるので、実践するようにしています。以下に主なものを紹介します。
視線を集中させる。
テニスでプロの選手が、プレーの合間にラケットのストリングスを手で触っているのを見たことがある方も多いと思いますが、あれは集中力を高める「アイコントロール」と呼ばれる方法です。私も試験直前の休憩後は席に着いたらなるべく視線を問題用紙や解答用紙等、身の回りのものに固定して、あまりきょろきょろと周囲を見渡さないようにしています。
自信があるように振舞う。
人間の外見は内面に影響を与えます。姿勢をよくして、さも自分が神崎さんであるかのように振舞いましょう。自信なさげに貧乏ゆすりしたり、試験中に頭をかきむしったり、首を左右に振ったりうつむいたりといったしぐさはメンタル面にマイナスに作用します。
否定的な独り言を言わない。
「なんでこんな問題が分からないんだ」「ついてないな」「こんなんじゃ目標スコアが取れないよ」「ぜんぜん分からない。だめだ」「今回は準備不足だからあきらめた」「どうしよう。ぼろぼろだ」などと試験中につぶやいたり思ったりしていませんか? こうした言動はメンタル面に悪影響を与えます。「最後までベストを尽くすぞ」「そうきたか。ETSもやるな」「スコアが全てではない。とにかく自分のベストを尽くそう」「目標スコアが取れなくても死ぬわけじゃない。自分の持てる力でがんばろう」等、前向きな言葉を自分にかけましょう。気持ちを前向きにする効果があります。
私がもっとも大切だと思うのは、「今この瞬間に自分のベストを尽くすことに集中する」ということです。分からない問題があっても気持ちを切り替えましょう。テニスでも過ぎ去ったポイントは返ってきません。目の前の一ポイント、一問に集中することが大事です。私は、前回、パート2で一瞬頭が真っ白になりかけましたが、これを思い出してなんとか気持ちをうまく切り替えることができました。スコアは結果でしかありません。スコアを気にしてもスコアは上がりません。
と偉そうなことをひさびさにPCが使えたので長々と書いてしまいましたが、私も緊張しますし、不安もあります。その中でベストを尽くすのみです。明日受験される皆さん。がんばりましょう!
↓FC2ブログランキングに参加しています。クリック頂けるとありがたいです。


結局、リスニングBOX5回分の結果は、97・97・98・95・98で、換算点は495でした。トリプル模試と比較して解きやすく感じましたし、「ちょっと先読み法」も試せたので、とても有意義でした。おすすめできる模試だと思います。
明日は公式を1回分解いて、仕事を少しした後、ネットカフェの下見に行く予定です。MORITE2さんと答え合わせした後、そこに移動してブログを更新しようと思っていますが、初めて使う場所なので念のためチェックしてきます。環境が良ければいいんですけどね。
いよいよ本番直前ですが、体調管理が大切ですね。睡眠を十分取って、暴飲暴食は慎んで、万全の体制で臨みましょう。「取り越し苦労はしない」「結果は気にせず今の自分のベストを尽す」といったことを心掛けて私も試験本番に臨もうと思います。
明日はネットカフェから、以前も書いた、試験本番でベストを出すための方法について書こうと思います。
↓参考になった方、クリック頂けるとありがたいです。



神崎さんのブログに影響を受けて、このリスニングBOXでは、パート3・4の先読みをしない方法で問題に取り組んでみました。感想としては、問題に集中できるし、よい感じです。会話やアナウンスの全体像が先読みしていた時と比較してつかみやすい印象です。先読みしていると、どうしても該当箇所が気になるんですよね。そういう意味では先読みしない方法にもメリットがありそうです。
というわけで、今週末のTOEIC本番では、「ちょっとだけ先読み」でいきたいと思います。人の名前等の固有名詞や、曜日・時間・場所等の具体的な詳細を問う問題にはさっと目を通しておいて、全体像を問う問題等は読まないようにします。先読みを全くしないと、Nemoさんがブログに書かれていたように、「Mr.Wen」が登場して、「Didn’t Wen ~?」みたいな文章が流れて、「Didn’t when~?」と混同してしまいますからね。
通勤の車内でリスニングの勉強ができないので、先日購入した「英語で作るビジネス文書ルールとマナー」という翻訳書を読んでいます。原書は、「Effective Business Writing: A Guide for Those Who Write on the job」という本です。ハーバード・ビジネススクールの方の「私が今まで出遭ったビジネスライティング指導書の最高傑作である!」という帯文にひかれ、海外とメールのやり取りをする時に役立てばいいなと思って購入しました。
特にTOEIC対策で購入したわけではないのですが、この本に出てくる例文が、リーディングパートの頻出語満載なのに驚いてしまいました。liaisonまで出てきます。元々が米国で書かれたビジネスライティングの本なので、当然といえば当然なのですが、TOEIC対策としても一読する価値ありです。本当にTOEICに出てくる単語がたくさん出てきます。翻訳がやや読みづらいので、原書で読んでみたいですね。
↓参考になった方、クリック頂けると励みになります。


これで一安心、と思ってそこではたと気付いたのですが、肝心のPCが壊れているのを忘れていました。痛恨のミス! しかも今日、PCの修理先から連絡があり、修理用のパーツが在庫切れで入荷が11月上旬になるとのこと。うーんなぜか逆風が吹いてきました(笑)
試験当日もいつも通り公式を聴きつつウォームアップしながら会場に向かうことができませんね。まあ、会場が近いので家でリスニングのウォームアップは済ませるとしましょう。
困ったのはTOEIC本番当日の速報ですね。携帯でUPしていたらいつになるか分かりません。MORITE2さんと答え合わせした後、どこかのネットカフェでUPするしかなさそうです。MORITE2さんはラジオ出演されるでしょうから、その間に暇な私がUP作業をしないと存在価値がありませんしね。このブログの存在意義が問われます(笑)
今日はこれから「リスニングBOX」を解いて気合いを入れます。とにかくできる範囲でベストを尽くすのみです。

3回連続して満点が取れたので、このブログのタイトルもしばらくは変えずに済みそうです(ほっと一安心)。ただ、TOEICを受けるのはあくまで自分の英語の勉強のモチベーション維持のためであって、「英語力=TOEICの点数」ではないと肝に銘じなければなりません。TOEICの点数そのものが目的になってはいけませんね。
今月は、テスト終了後に、Morite2さんとの答えあわせという、テストよりもプレッシャーの掛かりそうなイベントがあります。あまりに思い出せなかったら、「フォームが違ってますね。残念です」といって逃げようかなあなどとちょっとびびっています。でもまあ、頑張って1問でも多く思い出して、お役に立てればと思います。体調をとにかく万全にして頑張らねば。PCがそれまでに直らない場合は、当ブログではなく、Morite2さんのブログで答えを御確認ください。英語をUPするのが難しいので。
では、改めまして、つたないブログをサポートして頂いて、皆様本当にありがとうございます。今後もよろしくお願いします。
↓FC2ブログランキングに参加中です。クリック頂けるとありがたいです。


私は一応過去3回はリスニングは満点だったのですが、リスニングBOXの方が本番に近いように感じました。ちょうどよいレベルではないかと思います。パート3・4のとりこぼし具合まで似ています(笑)
まあ、まだ第1回の模試を解いただけなので、残りを解いたら全体の使用感をレポートしようと思います。
本番まで後1週間、受験者の皆さん、最後の仕上げ頑張りましょう。
↓参考になった方、クリック頂けると嬉しいです。


今日テニスをしていてふと思ったのは、英語もテニスも年をとってもうまくなるということです。もちろん、テニスの錦織選手のように世界レベルを目指すなら話は別ですが、社会人デビューでも精進すればある程度のレベルに達することは可能です。
英語も、社会人から本格的に勉強を始めて、帰国子女のレベルに達するのは難しくても、努力を続ければ 間違いなく、レベルアップできると思います。テニスでも社会人から始めて驚くほどうまい人はたくさんいます。
テニスの場合、そういう人達に共通しているのは、テニスがとにかく好きだということです。この人は普段何をしているんだろう、と思うくらいいつもテニスをしているんです。
また、フォームは美しくなくても、実戦になるとすごく強い人もいます。英語も同じですよね。発音や文法が間違っていても、英語によるコミュニケーション能力の高い人はいくらでもいます。
私も不惑を迎えましたが、英語の勉強を楽しみつつ、気持ちは若く保って、レベルアップしたいなと思います。オヤジパワーで泥臭く頑張りたいですね。
来週のTOEICではMORITE2さんと答え合わせでご一緒することになりました。若さも記憶力もあちらの方がはるかに上なので、サポート役に徹して足を引っ張らないようにしないと。リーディング100問思い出すのはさすがに無理でしょうから、MORITE2さんのお力を借りて9割目標に頑張ります。
↓答え合わせへの応援頂けると嬉しいです。


結果は1回目から順に、99・98・97・98・95で、換算点は、1・2回目が495、3回目以降が490でした。全て通しでやってみて、改めて良くできているなと感心しました。さすがにテニスの練習後に解いた5回目はきつかったですが(と言い訳)。
解いてみて驚いたのが、私が受けた6・7月の問題が何問も反映されていた点です。最新の出題傾向を反映しようとする著者の努力がうかがえますね。ここは神崎さんやMORITE2さんのご尽力でしょうか。
来週1週間は、携帯音楽プレイヤーを買って、リスニング主体の勉強をしようと思います。実は、リーディングBOXがよかったので今日リスニングBOXを買ってしまいました。明日から解いてみようと思います。トリプルのリスニングは死にましたからね。どうなるでしょうか。
月曜は9月のTOEICのネットの結果発表ですね。まあ、心配しても点数が上がるわけではないので、竹内まりあのベスト盤聴きながら寝るとします。我々の世代の心にしみる名曲ばかりで感動します。9月の結果が満点じゃなかったら、「元気を出して」を聴くとします。
↓参考になった方、クリック頂けると励みになります。


さて、リーディングBOXは4回目まで解きました。3・4回目のスコアは、97・98で、換算点は490でしたので、4回目まで問題のレベルは見事に均一ですね。なんか先月のスコアも490な気がしてきました。
感想としては、パート5・6が語彙問題が多目で本番よりやや難、パート7はやや易に感じます。15-20分余るのは本番と同じでした。全体として良くできているという印象は変わりません。
これまで、公式系以外の模試では、直前の技術に付属していた1回分の模試と、Z会のレベル判定模試が比較的本番に近い印象だったのですが、リーディングに関しては、このリーディングBOXは最新の問題傾向を盛り込んでいるし、非常にクオリティが高く、本番に近いと思います。
ただ、誤解がないようにしたいのですが、全ての受験者の基本は公式です。私も3冊共何度も解いています。公式をまず解き込んで、次にリーディングの模試に挑戦したい方や、高得点者のレベルアップにはおすすめできる一冊です。
リーディングはこれでよい直前の調整ができつつありますが、リスニングはまずMUVO3号機を購入しなければ。
↓参考になった方、クリック頂けると嬉しいです。


さて、昨日TOEICリーディングBOXの第1回模試の感想を書きました。トリプル模試よりも解きやすいと書いたのですが、共著者の神崎先生のブログには、トリプル同様難しいと書かれています。まずい(汗)
確かに、トリプルと比較して、換算表では、98点以上で満点なのは同じです。ですが、私の場合、トリプル3では3回とも95-6点で、スコアも感覚も昨日のリーディングBOXの方が解きやすく感じました。
というわけで、今日は第2回模試を解いてみました。結果は98点。やはりトリプルよりも取り組みやすいように感じます。この模試にもエッセンスの生徒さんの正答率が記載されているのですが、パート7で正答率が2-30%台という設問が少なくないので、このパートが比較的得意な私には有利なのかもしれません。
ただ、前回などはパート7でかなり考えさせる問題が多いように感じたので、そういう意味でもよく最新の傾向を反映しているのではないかと思います。最近出た問題も入ってましたし。
ともあれ残り3回分も解いてまとめてレポしようと思います。3回目以降異常に難しくなるかもしれないし。
10月の受験票が届きましたね。私は前回と同じクロスウェーブ府中です。前回の大教室は音が反響して聞き辛かったので、小教室だといいなあ(他力本願)。これが届くと気が引き締まりますね。
↓参考になった方、クリック頂けると嬉しいです。


今日はネットが使えなくなったので、昨日購入した「TOEICテストリーディングBOX」の第1回模試を解いてみました。この本は、トリプル模試シリーズと同じ著者によるもので、MORITE2さんも制作に協力されたと前書きに書かれています。
リーディング5回分の模試で2000円はお買得感がありますが、トリプル模試は正直難し過ぎるように感じたので、内容はどうなのかなあと、解くまでは少し不安でした。
で、解いてみての感想としては、まだ1回目のみですが、これ良いです!市販の模試は難し過ぎてあまり参考にならないものも多いように思いますが、この模試は本番に近いレベルになるよう相当練りこまれているように感じました。
5回分の模試それぞれに3回分の解答用紙が付いているのは親切ですし、トリプル模試よりも本番に近いマークシートの形状になっていて、塗りつぶし易いよう改良されています。こういうこだわりは大切だと思います。
ちなみに、模試の結果は、99/100でした。正答率7%という難問があって間違えてしまいましたが、後は何とか正解できました。6・7月の本番では98・100だったので、スコアも近いですね。
よく市販の模試では、スコアがボロボロで心が折れそうになったり、ストレスを感じるのですが、これは難問・奇問の類が少なく、最後までしっかり解けました。
残り4回分の模試を解いたらまた使用感をUPしようと思いますが、公式を終えた方なら解いてみる価値がありそうです。では、携帯からなので、取り急ぎこのあたりで失礼します。
↓参考になった方、クリック頂けると励みになります。


サポートセンターに連絡を取りましたが、どうも電源部が壊れてしまったようです。携帯からUPすればよいのでしょうが、あいにく私は携帯で文字を打つのが遅いので、ネットカフェからUPするしかなさそうです。とはいえ、私の自宅の近所にはないので、困ったものです。
修理には1-2週間は掛かるでしょうから、10月のTOEICまでに直っているとよいのですが。しばらくはブログも小休止するか、どこかのネットカフェからぼちぼちとUPすることになりそうです。その空いた時間でTOEICの勉強しろってことですね。きっと。

ストーリーはシンプルで、1分間マネージャーと呼ばれる人物に、ある若者が教えを請いに訪れ、教えに感銘を受けた若者はそれを実践し、年月を経て、その若者が新しい1分間マネージャーに成長し、新たな若者が彼に教えを請いに訪れる、という自己啓発本です。
何より私が読んでよかったと感じたのは、シンプルながらも深い内容です。要約すると、「1分間マネージャー」とは、
He sets One Minute Goals.
He gives One Minute Praisings.
He gives One Minute Reprimands.
He asks brief, important questions; speaks the simple truths; laughs, works, and enjoys.
And, perhaps most important of all, he encourages the people he works with to do the same.
部下に対して、1分で理解できるゴールを設定し、1分褒め、時には1分叱り、簡潔で重要な質問をして、シンプルに真実を語り、笑い、働き、楽しむ。そして、おそらく最も重要なこととして、共に働く部下に対して、彼と同じように1分間マネージャーとして行動するようencourageする。
うーん。こんなマネージャーになりたいものですね。TOEICに無理やりこじつけると、praisingやreprimandってよく単語集に出てきますよね。そういう単語集の中で、「褒めること」「叱責」なとど暗記するよりも、こういう本を読んで文脈の中で理解するのがベストだと思います。まずは自分の興味の持てるジャンルの洋書を少しずつでもいいので読み始めて、それを積み重ねることが、特にパート7のスコアアップには効果的ではと思います。
↓少しでも参考になった方、クリック頂けると励みになります。


さて、パート5で、過去3回続けて私がちょっと迷ったのが、一見簡単な前置詞の問題でした。前回出た~increased (by) 2 %も一瞬迷いました。こういう問題って考えれば考えるほど間違えそうな気がしますね。
「ここは単位を表すbyだな、いや、inもありえるか、意表をついてtoって可能性もあったりして」などと考え込んでしまうと、時間をロスする上に間違う確率も高くなるので、最悪です。私の場合はまず第一勘でマークして、本当に自信がない場合は、問題用紙の番号の横に軽く印を付けておいて、後で見直します(でもだいたい書き直すと間違えるんですよね)。
例えば、7月のTOEICのパート5では、101番の問題が、interns (for) the summerとforを選ばせる問題でした。私の記憶が確かなら、inが選択肢にあって、どっちも時を表す前置詞なので、どっちかなあと一瞬迷ってしまったんです。
ここでフォレストを見てみると、「前置詞とは、名詞や代名詞、そして動名詞などの名詞の働きをする語句の前に置く語である」と書かれています。「前に置く語」だから前置詞ですね。こんなこと普段考えませんが。
さらに、調べてみると、
I am staying here for a few days.
I first visited Germany in 1991.
という例文があって、forは「~のあいだ(ずっと)」という、「あることがどのくらいの期間続いたかという期間」を表し、inは「~という期間の中のある時に」という意味になると書かれています。
つまり、TOEICの問題に戻ってみると、夏の一定期間の間ずっとインターンなわけですから、forが正しいということになります。感覚をつかむために、ネットからいくつか例文を拾ってみます。
MLB.com seeks interns for next summer
「MLB.comが来夏のインターンを募集」というニュースの見出しですね。
The Times is looking for several technical interns for the summer.
「タイムズ紙は、数人の専門職の夏期インターンを探している」
Microsoft is introducing Program Manager interns for the summer.
「マイクロソフト社は、夏期プロダクトマネージャーインターンを導入する」
タイムズ紙のオンラインから、関連表現を拾ってみます。
Summer internships
Spend the holidays earning money, CV-building and - crucially - finding out if the career you think you want to pursue is really for you.
サマーインターンシップ
夏休みを使って、お金を稼いで、履歴書ビルディングをして、最も重要なこととして、自分が就きたいと思っている職業が、本当に自分に合っているかを見極めよう。
って書いてあります。最近は日本の企業でもインターンシップ制度を取り入れているところが増えているようですね。学生と企業とのミスマッチを避ける意味でも有効なのではと思います。
↓TOEICの問題から脱線してしまいましたが、参考になった方、クリック頂けると励みになります。


では、何でそんな状況でもTOEICを受けるのだろうと考えてみた時、あるテニスの本に書かれた言葉を思い出すんです。それは、「The Inner Game of Tennis」という本で、タイトル通り、テニスのメンタル面の重要性を説いた本です。
この本の中に、「The Meaning of Competition」という章があって、そこにはこう書かれています。
Winning is overcoming obstacles to reach a goal, but the value in winning is only as great as the value of the goal reached. Reaching the goal itself may not be as valuable as the experience that can come in making a supreme effort to overcome the obstacles involved. The process can be more rewarding than the victory itself.
勝利そのものよりも、さまざまな困難や障害を乗り越えるためにベストを尽くそうとする努力が大切だということですね。これはTOEICの勉強も同じだと思います。点数そのものも大切ですが、そこに至るまでに自分がいかにしてベストを尽くせるかが大切ではと思います。ちなみにovercomeはTOEIC頻出語です(笑)。
この本にはさらにはこうも書かれています。
So, I arrived at the startling conclusion that true competition is identical with true cooperation. Each player tries his hardest to defeat the other, but in this use of competition it isn't the other person we are defeating; it is simply a matter of overcoming the obstacles he presents.
テニスの試合は相手との闘いではなくて、相手によってもたらされる障害を乗り越えるための自分との闘いだ、ということです。相手は敵ではなくて、自分に乗り越えるべき困難を与えてくれる協力者なんですね。ですから、TOEIC本番で難しい問題が出ても、間違っても、「こんな難しい問題出しやがって」とか、「苦手な問題が少ないといいなあ」などと思ってはいけません(と自分に言い聞かせる)。「難しい問題が出たらそれだけ自分の英語力が鍛えられるんだから頑張って答えるぞ」と思わなければいけません(難しいことですね。はい)。
筆者は最後にこう語っています。
I don't worry about winning or losing the match, but whether or not I am making the maximum effort during every point because I realize that that is where the true value is.
この文章では、whether or とduringに注意です(しつこい)。勝ち負けは気にせず、その瞬間そのポイントを取るために最大限の努力をすることが大切だということですね。TOEICでも、スコアは気にせず(気になるけど)、日々できる限りの努力をして、本番でも、一問一問に全力投球する過程を通じて、自分の英語力を高めることが重要なんだろうなと思います。仕事が忙しいからといって英語の勉強を投げ出さないで、できる限り努力しようとこのブログを書きながら思った次第です。某総理大臣のようになってはいけませんね。
↓参考になった方、いらっしゃったらクリック頂けると励みになります。


テニスでは、相手と自分の長所や短所を把握して、自分が試合に勝つためにはどうすればいいかを事前に、あるいは試合中に考えながら試合をします。いかにして相手の長所を殺しつつ、自分の長所を生かして相手の短所を攻めるか、ということが勝つためには重要になるのです。
もちろん、TOEICでは、テニスのように、「TEX加藤はこういう問題が苦手だからそこを攻めてやろう」などとETSが受験者に応じて問題を変えてくることはありませんが、自分はどのパートが苦手で、どこを強化すればスコアが上がるのかを客観的に判断して、そこを重点的に強化することがスコアアップには必要です。
テニスでもよくあるのですが、つい、自分の得意なショットばかり普段から練習をして、苦手なショットはあまり練習しないケースがあります。その方が気分もいいし楽だからです。私もついフォアハンドばかり練習してしまいがちです。ただ、ある程度のレベルまではそれでも到達することはできますが、一定以上のレベルになると弱点を攻められて勝つことができなくなってしまいます。これはTOEICでもまったく同じことが言えると思います。
私の場合、9年前のスコアは950点だったのですが、リスニングは満点でした。ということは、満点を目指すためには、必然的にリーディングの強化が必要となります。当時はパート別の分析がなかったので、どのパートで何問間違えたのかは分かりませんでしたが、模試の結果からは、パート5で感覚的にこたえて文法問題(特に品詞や仮定法)を間違えるケースが多いことは明らかでした。
そこで、「フォレスト」を何度も読んで基礎理論を勉強して、アマゾンで評判の良かった受験参考書「全解説入試頻出英語標準問題1100」も一通り解いて、受験時代に戻ったような勉強をして文法力を強化しました。その結果が満点につながったのではないかなと思います。
スコアが伸び悩んでいる方は、漠然と模試や問題集を解くのではなく、自分の苦手なパートの対策に集中的に取り組めばスコアアップにつながるかもしれません。その場合も、単にパート5が苦手、といった意識ではなく、「パート5で出てくるビジネス系の語彙が苦手だな」とか、「接続詞の問題を自分はよく間違えるな」と具体的に強化するべき点を絞り込んで、そこを重点的に勉強するのが効果的ではと思います。
テニスでいえば、単に「バックハンドが苦手」という意識ではなく、「バックハンドに高く弾むボールが苦手」「バックハンドの浅くて低い球を打つのが苦手」と具体的に克服すべき点を意識して、その強化のための練習をするのがスコアアップにつながるのではと感じます。
↓「ふーん。そうなのか」と思って頂けた方、クリック頂けると励みになります。


さて、今日TOEIC対策として私がお勧めする本は、「使える金融英語100のフレーズ」です。英語とは関係のない東京経済新報社という出版社から出ている本で、TOEIC対策の本ではないのですが、リーディングパートの頻出単語やその例文、意味が、実際の金融の現場で長年働いている著者によって分かりやすく丁寧に説明されているので、読んでいて非常にためになります。
この本では、経済記事や実際のビジネスに登場する基本的な100の言い回しを、以下の4つのパートに分けて紹介しています。
1. 市場・景気動向、企業業績にかかわるフレーズ
2. 企業経営・政策運営にかかわるフレーズ
3. 国際金融の現場で用いられるフレーズ
4. ニュースによく使われるフレーズ
それぞれの言い回しは、見開き2ページにわたって説明されています。まず、左側のページでは、その言い回しがどういったニュアンスで使われるのかについて、現場で仕事をしている金融マンの視点から、さまざまなエピソードを交えて詳しく語られています。そして、右側のページでは、実際にビジネスの現場で使われている例文を、キーセンテンス(計100)と増強センテンス(計400)として紹介し、類義語や類似表現を含めて学べるようになっています。
TOEICに出そうな表現だけを一部挙げると、
turn around (会社の業績や経済が)好転する
vulnerable (何かの)影響を受けやすい
be complementary 相互に補完し合う
credit A to B AはBのおかげである
be critical to~ ~にとってきわめて重要な
be committed to ~ing ~を約束している
poised to~ ~する準備・用意ができている
prompt 引き起こす
deter from~ ~を思いとどまらせる
この他にも、TOEICに出そうな表現満載です。無味乾燥な単語と例文の羅列ではなく、できるだけ興味を持って読めるよう、著者が長年住んでいるヨーロッパの事情なども説明に盛り込まれていて、気楽に読めます。
レベル的には、TOEIC860点以上の高得点者が更なるレベルアップを目指したり、金融英語に興味のある方が読むと特に得るところが多いのではと思います。ある程度経済英語を読み慣れていないと、ちょっと読むのがつらいかもしれません。アマゾンで中身が少し読めるようになっていますから、興味のある方は是非のぞいてみてください。
↓立ち読みしてみようかな、と思った方、クリック頂けると嬉しいです。


本番で実力を出し切るためには、メンタルトレーニングが効果があるのではないかということを以前書きましたが、一昨日、テニスのAIGジャパンオープンを見に行って、そこでもその重要性を感じるシーンがありました。その試合で、あるシード選手は、格下の選手相手に、1-6で第一セットを落としてしまいました。判定に何度もクレームをつけたり、観客に気を取られて全くプレーに集中していないようで、挙句の果てにはラケットをたたき折ってしまったんです。
ところが、さすがに世界のトップ選手だな、と感心したのですが、彼はそこでトイレ休憩をとり、戻ってきてからは判定にクレームをつけるシーンも減り、ぐっとプレーに集中して、見事なメンタル面の切り替えを見せて、逆転勝ちしました。
ここで重要だと感じたのは、集中力を高めるため、いったん少し休憩を入れる、覆ることのない判定に文句をつけて集中を乱さない、審判を侮辱するような否定的な独り言は言わない、視線はできるだけボールやラケットに集中させる、といったメンタルトレーニングの基本に彼が立ち返ったことです。
これはTOEICでも応用できることです。例えば、私は、ここで偉そうなことを書いていますが、今回のTOEICのパート2では頭が真っ白になりかけました。いつもは間違えても最大2問の得点源のパートなのに、20番からの10問で3-4問自信のないものが出たからです。その証拠に、30番が終わった瞬間、パート2が終わったと早合点して、パート3のディレクションを読み始めてしまったくらいです。
その時に私が心がけたことは、自分が緊張しかかっていることを悟る、深呼吸をする、済んだパートのことは忘れ、目の前の一問一問に集中する、といったテニスのメンタルトレーニングで学んだことでした。特に、軽く深呼吸をして、目の前の問題に集中すると、緊張感が和らぐ気がします。
また、「こんな難しいパート2を作ってETSは何を考えているんだ」「こんな調子じゃもう満点なんて取れないよ」「全然わからない。どうしよう」などとネガティブ志向に陥っていたらおそらくパート3・4にも引きずって、ボロボロだったと思います。そうではなくて、「今はとにかく1問1問に集中しよう」「満点が取れなくてもそれで死ぬわけじゃない」「スコアが悪くてもそれが実力だから仕方ない」と気持ちを切り替えて目の前の問題に集中することを心がけました。その結果、パート3・4は実力が出し切れたと思います。
リーディングでも、隣席の人の独り言やため息が大きくて、時折聞こえてきたのですが、「うるさいなあ」とは思わずに、「面白い人がいるもんだなあ」とポジティブに考えるようにしました。イライラしてしまっては集中力が失われてしまうので。
↓あまりTOEIC対策になってませんが、参考になった方、クリック頂けると嬉しいです。


| HOME |