フィル・コリンズ
私は、大学四年生の時、約10か月米国の大学に留学していたのですが、留学するまでは、洋楽というものをほとんど聴いたことがありませんでした。それだけに、現地のMTVやラジオ、ディスコで流れてくる洋楽は新鮮で、その10か月の間に米国で流行っていた曲は今でも覚えています。

当時のビルボード年間チャートから拾ってみても、

Hold On - Wilson Phillips
It Must Have Been Love - Roxette
Nothing Compares 2 U - Sinead O'Connor
Vision Of Love - Mariah Carey
Another Day In Paradise - Phil Collins
How Am I Supposed To Live Without You - Michael Bolton
Pump Up The Jam - Technotronic
Escapade - Janet Jackson
All I Wanna Do Is Make Love To You - Heart
U Can't Touch This - M.C. Hammer

などは、今でもはっきりメロディーを覚えていますし、CDを持っているものもあります。「Nothing Compares 2 U」を歌いながら自転車に乗ってキャンパスを横切っていく女子学生の集団を見て、「あーアメリカだなあ」と思ったこととか、今でも当時の光景が鮮やかに記憶に焼き付いています。米国から帰国してからは、また邦楽のポップスばかり聴くようになってしまったので、私にとっての洋楽は1989-90年に集約されている気がします。

そんな私の記憶に残っている数少ないアーティストの一人、フィル・コリンズのエピソードが、今日、ヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソンの著書「僕たちに不可能はない(原題SCREW IT, LET'S DO IT EXPANDED)を読んでいたら出てきました。原文が不明なので、フィルコリンズの著書の原文から引用します。

BRANSON AND ME.... I like Richard, we always have fun together, I've known him since 73. Virgin and I were very close. They were doing a surprise TV show on him and asked me if I'd play the cab driver going to pick him up from his office to take him to the TV Studios. I disguised myself and did my best cabbie accent. He totally fell for it. I asked him if we could pass by my Mums as she was a fan of his.... he was very polite but gritting his teeth underneath.... I dropped him off and he was still in the dark. I then did a reveal which they played him at the TV show. He was stunned. I just saw this in fact as I am transferring archive stuff to DVD, and this was on a recent tape. Good fun.....

日本で言うドッキリTVですね。タクシーの運転手に変装したフィル・コリンズ(以下P)が、仕事(TV出演)で急いでいるリチャード・ブランソン(以下R)を乗せて、タクシー運転手っぽい(cabbie)なアクセントで、「あんた、Rさんだろ。うちの母ちゃんが、あんたのファンなんで、ちょっと家に寄って、ついでに俺のデモテープ聞いてくれないか」って言うんです。内心イライラしつつも、「常に他人に対して礼儀正しくし、尊敬の念を持とう」をモットーにしているRはしぶしぶ承諾し、運転手の家に着いて、デモテープ聞いたらPのメガヒット曲でびっくり、という仕掛けです。

米国のTVってこの手の発想がすごくて、日本のワンパターンなバラエティー番組をはるかに超えているのではないかと思います。日本でも受けると思うんですけどね、思い切って孫正義さんにドッキリを仕掛けるとか。やっぱ難しいのでしょうかね。

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TOEICパート7対策
昨日は睡魔に襲われてやり残していた、直前模試3回分第2回のパート7を解いてみました。まったくこの模試の使い方に沿って勉強していないのでは、という突っ込みは勘弁しいただくとして、結果は全問正答することができました。Lはぼろぼろでしたが、Rは99/100で、勘もほとんどありませんでした。1回目も98/100だったので、LよりRの方が相対的な力はあるのかもしれませんね。受験英語の影響で、Rが得意でLがだめな、日本人の典型でしょうか。

この直前模試のRを解いていて感じたのは、本番よりも難しいし、分量も多いけれども、よくツボを押さえているな、ということです。まあ実際は、解きながらパラパラと問題用紙をめくって先の問題を見て、「まだこんなにあるのかあ」とちょっとうんざりしながら解いてはいたのですが。

ヒルキ本では、このパート7はRの中でもっともスコアアップが難しいとされています。総合的な読解力とスピードが求められるので、確かにそうなのでしょう。日頃から英文を読んで、地道に力をつけるしかないと思います。こんなことを書いても全く対策になっていませんが。

このパート7で重要だと私が思うのは、「答えはすべて本文の中に書かれている」ということです。当たり前のことですが、本文に書かれていない内容を受験者が想像して答えるような問題は出ません。ある意味一種の推理小説です。それまで全く描かれていなかった伏線やトリックが結末に影響してしまっては小説になりません。なので、必ず問題文のどこかしらに答えの手がかりが書かれています。

そういう意味で、直前模試はよくできていると思います。本番より選択肢が難しく設定されていて、どちらにしようか答えを迷ってしまう問題がいくつもありました。問題文から正解に結びつけるための情報を見つけ出すトレーニングには最適です。

私も、以前はよく、「まあなんとなくこっちっぽいからBでいいや」などといいかげんに答えていたこともあったのですが、最近は、問題文の該当する箇所に目を通して、答えのヒントになる情報がないかをチェックするようにしています。そうして、「勘」ではなく、「この答えが正解なのは、ここにこう書かれているからだ」と、どんなに簡単そうに見える問題でも、丁寧に確信をもって答えるようにしています。

TOEICのスコアシートのABILITIES MEASUREDにも、Rのセクションには、「情報」という言葉が繰り返し出てきます。「closest in meaning to」の語彙問題を除けば、パート7で問われるのは、「いかにして正解に結びつく情報を問題文から早く見つけ出すことができるか」だと思います。

私の場合、設問が少ない最初の方の問題は、まず設問に軽く目を通しますが、後半の方の1問題文に対して5問設問がある比較的長い文章では、最初に問題文を頭から最後まで読んで、それから設問に入るようにしています。そうして、どこに何が書かれていたかを覚えていれば答える、そうでなければ、もう一回該当箇所に目を通す、あるいは、問題文をもう一度読む、という方法で解いています。ロスが多いといえば多い解き方ですが、6月は約10分、7月は約15分残して試験を終えることができました。もちろん、誰にでもお勧めできる方法ではなく、ある程度力のある方でないと、この方法では時間が足りなくなると思いますが。

各受験者のレベルによって、いろいろとスコアアップのための工夫は皆さんされていると思いますが、私のお勧めの方法は、自分が興味を持てるジャンル(私でいえばテニス)や簡単な英語で書かれた洋書を読んでみることと、日本語でもいいのでビジネス書をたくさん読むことです。

たとえば、NHK出版から出ている、「My Humorous Japan」シリーズなどは、1冊1000円以下で買えますし、内容も面白くて、非常に簡単な英語で書かれているのでお勧めです。日本に20年以上住んでいる英国人の著者が、日本人や日本文化について、ユーモアを交えて綴ったエッセイ本です。「日本人が世界一長生きなのは、若いころから満員電車で毎日鍛えられているからだ」などと、面白い視点満載なので、TOEICのため、と意識せず、肩の力を抜いて気軽に読めます。

「ハリーポッターではTOEICのスコアアップにはならない」といった趣旨のことを、確か中村澄子さんが著書で書かれていたかと思いますが、ファイナンシャルタイムズとか英字新聞は私はほとんど読みませんし、読んでも続きません。私の場合は、「興味の持てる英文を読む+日本語のビジネス書を読む」がパート7のスコアアップにつながったと思います。

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