TOEICの参考書
私は、本屋でTOEICの参考書コーナーをチェックするのが半分趣味で、今日、ある本が目に留まり、前書きを読んでみたのですが、何だかちょっと中身を読む気を失くしてしまいました。「私は、TOEICを教えていないのに、本を書くためにちょっとTOEICについて勉強して、TOEICってこんなもんだろ、という姿勢で本を書いている人たちとは違います」といった、自慢というか何というか、他の著書への批判が書かれていたからです。

まあ、それが好きな人もいるでしょうし、本当に優れた内容の本なのかもしれませんが、自著の序文で他人やその著作を批判する必要があるのかな、と思ってしまいます。よくTOEICの参考書を買うと、程度は違えど、序文で他の参考書を批判しているものってありますよね。狭い世界ですから、作者だけでなく、編集者の意向もあるのでしょうし、そうでも書かないと売れないのかもしれません。でも、個人的にはそういうのを読むと、いつも疑問に思ってしまいます。

また、さっき、アマゾンで、あるTOEIC本をチェックしてみたところ、絶賛レビューが書かれていて、それに賛同している人の数が300人以上だったんですが、これっておかしいと思うんです。ベストセラーならまだしも、300人以上が一つのレビューに賛同する本ってめったにありません。ちなみに上半期ベストセラー1位の「夢をかなえるゾウ」でさえ、最も有用性が高いレビューへの賛同者は200人程度です。ですので、レビューが数件しかないのに、賛同者の数が300人っていうのは普通に考えるとあり得ないです。

レビュー数が少ないのに、それが本の内容を絶賛していて、しかも賛同者の数が多いのは要注意です。作者もしくは出版社が絶賛レビューを書いて、それに自分で賛同しているケースがあるのではと思うんです。自分たちで作った本を売りたいのは分かりますし、よい宣伝になるのも分かりますが、レビュー内容と本の内容に落差があると困ってしまいますね。私もアマゾンの絶賛レビューで買ったTOEIC本にがっかりした経験があります。

ですので、TOEIC本をアマゾンで買う際、レビュー数が少なくて、絶賛されている場合は、レビュアーの名前の横にある、「レビューをすべてみる」をクリックしてみることをお勧めします。そのレビュアーが、他にまったくレビューを書いていないか、書いていても同じ作者の本というケースが往々にしてありますから。TOEIC関連の本ではそういうケースがしばしば見られるんですね。もちろん、たくさんレビューを書いている方はある程度信頼できると思います。

TOEIC本を書いている皆さんが、みんなで切磋琢磨して、健全な競争をして、本当に受験者のためになる参考書を作ってほしいなと思います。もちろん、そういう方が大多数でしょうし、本当にユーザーのことを考えて一生懸命本を書いている方がほとんどでしょうけど。序文で他の類書の批判をしたりってあまり他の業界ではないと思うのですが、そうでもないんでしょうかね。

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