おめでとう! これはテニスファンなら誰もが驚く快挙です。今日は全国のテニスコート上は、この話題で持ち切りでしょう。この後も勝ち進んでセンセーションを巻き起こしてほしいですね。
さて、今日は、TOEIC対策の番外編です。
まずは、これは絶対やった方がいいと思うのが、試験前の糖分補給です。
TOEICは2時間の長丁場で、かなり脳が疲れます。詳しいことは私も分かりませんが、糖分補給することでかなりこの疲れが緩和されるそうです。
ちなみに、同時通訳者にはチョコが必須アイテムなんです。
http://www.ten-nine.co.jp/hc/mariko/index02.php#ma08
なので、まず、試験当日は、すぐにエネルギーに変わる炭水化物を中心の食事をして、家を出る前にオレンジジュースなどで糖分補給をしておきます。そしてとどめは、試験直前の休憩時のキットカットです。試験後半に疲れが出る方には特にお勧めです。
もちろん、試験前日に十分な睡眠をとるべきなのは言うまでもありません。試験当日は、私の場合は、日本語→英語にスイッチを切り替えるため、やりすぎない程度(公式のパート1・2を一回程度)の英語を聞いて、ウォーミングアップをしておきます。そうすることでスムーズに試験に入っていける気がします。
あとは、リラックスすることでし。イライラしないことですね。冷房がうるさいとか、席が一番後ろでCDが聞きづらいとか、いろんな思ってもみなかった事態が当日起きたりしますが、それに一喜一憂しないようにしたいですね。私の場合、6月のTOEICで、目の前の席の人が熟睡し、寝息でリーディングに集中しづらい状況だったのですが、「まあ、仕方ない」と割り切って、何とか乗り切りました。「いい加減にしろよ」「寝るんだったら退室しろよ」などとずっといらいらしていたら、満点が取れなかったかもしれませんね。まあ、人間なので、ちょっといらっとはしましたけどね。
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こういう詳細な分析や、毎回いろんな実験をしている熱意には脱帽です。私などはよんでいると頭がくらくらしてしまいます。
この分析によると、7月のTOEICでは、恐らく、1問間違えるとリーディングは満点ではなかったようです。前田さんは2問間違いで475だったとか。読んでいて冷汗が流れました(笑) 6月のTOEICでは、私のリーディングのアビリティメジャードは、100・93・97・100で、2-3問間違えたはずです。なのに満点でした。回や問題形式によってもずいぶん違うんですね。
9月は何問か間違えても満点になる問題形式がいいなあ。なんて書いていると、きっと厳しい問題形式になったりするんですよね。そんなことを期待せず、自力で満点目指さなければ。

この本は、正確には、「Tactics for TOEIC Listening and Reading Test」という本で、Oxford University Pressから出版されています。TOEICの参考書に詳しい方なら知っているかもしれませんが、公式問題集以外では唯一、新テストに対応したETS公認の参考書です。日本では大型書店やアマゾンで購入可能です(今日現在、なぜかTOEICの公式HPでの販売が終了し、アマゾンでも3-5週間後の発送となっています。在庫販売後、改定版でも出るのでしょうか)。
内容物は、http://www.toeic.or.jp/toeic/tools/tools_05.html に詳細が出ていますが、
参考書1冊(約200P。全7パート×4回計28ユニット)
参考書のトランスクリプト・解答1冊
模試2回分(ETS制作)
CD4枚(参考書対応2枚+模試用2枚)
です。CD4枚が無駄に大きい段ボールの入れ物に入っているのと、参考書の紙が厚手なので、かなりの分厚さです。価格は洋書扱いなので店によって違うと思いますが、5000円台と高価です。値段が値段ですし、Grant Trewという聞いたことのない著者だし、全部英語だし、私も買うのをちょっと躊躇しました。
使ってみた感想としては、やってみる価値はありますが、適正価格は¥5000以下だと思います。
参考書は使いづらいです。「ETSはちゃんと校正したのか」と言いたくなるくらい解答の基本的な誤植が多い(正答がAなのにBになってる)とか、CDのトラック番号が参考書に書かれていないとか、どの部分がCDに入っているのかが分かりづらいとか、つくりが雑で不親切で、使っていてストレスを感じます。この参考書を使うと、いかに日本の教材がユーザーのことを考えて作られているかがよくわかります。外車と日本車の違いと同じです。
また、他の本にはない特別な「Tactics」も書かれていません。「直前の技術」等の日本語の参考書の方がはるかに優れています。なので、この本で「Tacticsを身につけたい」という方や、最初の一冊としてはお勧めできません。
ただ、特筆すべき点として、参考書のリスニングの演習部分もすべて公式と同じナレーターなので、声に慣れるという意味では貴重な教材です。これはETS公認教材ならではの特典でしょう。
付属の模試2回分は、ETS制作なので、公式と同じレベルです。誤植も当然ないし、参考書を著者が作って、ETSが関わったのは模試だけでは、と思うくらいすぐれた内容です。スコア換算表も付いています。
私の場合、参考書の「Tactics」は無視して、とにかく演習書として考え、それぞれのユニット毎の演習問題だけを2回繰り返して解き、模試も2-3回繰り返し、リスニング部分はダウンロードして他の公式問題集と合わせて通勤の車内で繰り返し聞きました。
公式問題集をやり終えた上級者の演習用として、また、リスニングが苦手な方が公式のナレーターの声に慣れるためにはよい教材だと思います。模試だけ別売りしてくれればよいのですが、なぜか別売りの模試にはCDが付属していないそうです。参考書の別売りにも、何と解答とCDが付属していないとのこと。これでどうやって勉強しろと言うのでしょうか。買う時には全部入ったパックを買わなければいけないので要注意です。
ということで、非常に評価に困る参考書です。模試や参考書のリスニング部分はやる価値がありますが、それに¥5000払えるかどうかで評価が分かれると思います。模試が良いので、もっと安くして模試だけ販売してほしいですね。その方がユーザーのためだと思います。あるいは、模試の単品(¥1000)を購入して、すでに持っている友達にCDを借りるのがよいかもしれませんね。
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