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TOEIC文法問題の解き方8(分詞形容詞)
今回は分詞を取り上げます。分詞にもさまざまな用法がありますが、特に頻出するのが形容詞的用法です。

One lucky winner will receive a ------- copy of Diana Gorman’s latest book, Life Lessons in Marketing.
(A) sign
(B) signing
(C) signs
(D) signed

冠詞と名詞の間の空所に入るのは、名詞を修飾する形容詞です。分詞は形容詞の役割ができるので、(B)(D)が残ります。次に、名詞と分詞との間の関係を考えます。能動の関係があれば現在分詞、受動の関係があれば過去分詞を選ぶのが基本です。たとえば、人を興奮させる映画はexciting movie、揚げられたチキンはfried chickenです。ここでは、本と動詞sign(署名する)との間には、受動の関係があるので、過去分詞の(D) signedが正解です。本は署名する側ではないので、現在分詞の(B)は意味的に×です。

なお、このタイプの問題は、動詞の意味が分からないと、解くことはできません。

We are looking to hire a motivated individual who can build ------- relationships with our customers.
(A) endure
(B) endured
(C) enduring
(D) endures

動詞endureには「長く続く」という意味があり、それが形容詞化した(C) enduring(永続的な)が正解です。この単語を知っていれば解けますが、知らなければ勘で答えるしかありません(それでもedかingかの2択までは絞れます)。普段から英語感覚を養いつつ、知らない単語なら時間を浪費しないようにしましょう。

The Pebble Sea Resort has two restaurants, a fitness center, and 96 rooms ------- the beach.
(A) face
(B) faced
(C) facing
(D) faces

分詞が形容詞のカタマリになり、名詞を後置修飾するパターンです。ここでは、部屋はビーチに面するという能動の関係があるので、(C) facingが正解です。空所後のthe beachという名詞も解答のヒントになります。現在分詞facingは、この名詞を目的語に取りつつ、facing the beach(ビーチに面している)という形容詞のカタマリを作ることができます。受動の意味を表す過去分詞は、目的語を伴った形容詞のカタマリを作れません。

The presentation ------- by the marketing director lasted longer than anyone had expected.
(A) was given
(B) given
(C) will give
(D) giving

The presentationがSで、Vはlastedです。空所で目を止め、ここにVが入ると早合点してはいけません。動詞問題では必ず文のSVを確認しましょう。空所からdirectorまでは、主語を説明する形容詞のカタマリです。空所に過去分詞の(B) givenを入れると、given by the marketing director(マーケティング部長によって行われた)という形容詞のカタマリができます。giveは基本動詞なので意味でも解けますが、空所後に目的語の名詞がなく、行為者を示す前置詞byがあることも過去分詞を選ぶヒントになります。

いかがだったでしょうか。名詞を修飾する分詞を選ぶ際は、必ず名詞と分詞との間の関係を考えるようにしましょう。

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TOEIC文法問題の解き方7(動詞問題2)
今日は、「時制」がポイントの動詞問題を取り上げます。時制の問題も多岐に渡るので、代表的な問題をご紹介します。

Mr. Cordova and Ms. Garza ------- the Water Resources Symposium in Frankfurt last week.
(A) attend
(B) are attending
(C) have attended
(D) attended

Mr. Cordova and Ms. GarzaがS、空所がVです。文末にlast weekあるので、この2人がイベントに出席したのは過去のことです。したがって、過去形の(D) attendedが正解です。なお、現在完了形は、その名の通り、「現在」とのつながりを表す時制なので、現在と切り離された過去の事実を表すことはできません。

Over the past five years, Montego Bay’s population ------- from roughly 10,000 to nearly 20,000.
(A) has grown
(B) will grow
(C) grows
(D) grown

文頭のOver the past five years(この5年間に渡って)は、「過去→現在」のつながりを示す現在完了時制のキーワードです。したがって、(A) has grownが正解です。over the past X(このXに渡って)は、時制問題で現在完了形を選ぶキーワードとして頻出します。

When the construction work finishes at the end of October, the airport terminal ------- from 60,000 to 110,000 square feet.
(A) had expanded
(B) will have expanded
(C) has been expanding
(D) expanding

まず、when節のVがfinishesという現在形です。時を表す副詞節では、未来のことも現在形で表すので、工事が終わる10月末は未来の時点です。こうした未来の時点までの完了や継続を表す時制がwill have Vedの未来完了形です。したがって、(B) will have expandedが正解です。「過去完了(→過去)」「現在完了(→現在)」「未来完了(→未来)」という時の流れのイメージを頭に浮かべると解きやすくなります。なお、もし、when節のVがfinishedと過去形なら、工事が10月末に終わったことになるので、過去完了形の(A)が正解になります。

最後はコンビネーション問題です。

Agriculture was the largest sector of the nation’s economy until it ------- by tourism a decade ago.
(A) surpassing
(B) surpassed
(C) will be surpassed
(D) was surpassed

接続詞untilの後のitがSで、空所がVです。文末にa decade ago(10年前)とあるので、空所に入る可能性があるのは過去形の(B)(D)です。空所後に目的語の名詞がなく、行為者を表す前置詞byがあるので、受動態の(D) was surpassedを選べば正解です。surpass(~を上回る)は他動詞なので、能動態なら空所後に目的語が必要です。

TOEICの動詞問題では、「主述の一致、態、時制」の3点を頭に置いて解くのが基本です。SVの位置が離れていたり、時制のヒントになるキーワードが文末にあったりする場合もあるので、最後まで英文に目を通してから解くのがお勧めです。

いかがだったでしょうか。次回は分詞を取り上げる予定です。

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TOEIC文法問題の解き方6(動詞問題1)
今日は、毎回Part5で3問程度出題される動詞問題を取り上げます。選択肢に同じ動詞の異なる形が並んでいるタイプの問題です。動詞問題を解く際のポイントは、以下の3点です。

1. 主述の一致
2. 態
3. 時制

これ以外に、前置詞の目的語として動名詞を選ぶ問題や、分詞の形容詞的用法や分詞構文、使役や仮定法現在など、動詞問題の出題パターンも多岐に渡ります。今日はその中から、代表的なパターンをご紹介します。

まずは主述の一致から。

Wooden hangers made by Takada Supplies ------- in various shapes and sizes.
(A) come
(B) coming
(C) comes
(D) to come

主語がWooden hangersという複数形で、次のmadeは過去分詞です。過去分詞は単独ではVになりませんから、空所にはVが必要だとわかります。主語が複数形で三単現のsは不要ですから、現在形の(A)が正解です。(B)(D)はVにならない準動詞です。(C)は単数形の主語のVになる形です。動詞問題では必ず主語の単複を確認しましょう。

続いて、「態」です。

The house at 438 Carolyn Avenue ------- by the same family for over 50 years.
(A) has been owned
(B) is owning
(C) owned
(D) had owned

主語がThe houseで単数形。空所にはVが必要です。家と動詞own(~を所有する)との間には、「所有される」という受動の関係があります。したがって、受動態の(A)が正解です。他の選択肢は能動態です。ownは他動詞なので、能動態なら目的語が必要です。この問題では空所後が前置詞byで目的語がありません。「態」がポイントの問題では、空所後の目的語の有無も解答のヒントになります。たとえば、以下の問題を見てください。

Over the past three weeks, interns at Travers Fabrics ------- in the world of fashion marketing.
(A) immersing
(B) immersed
(C) have immersed
(D) have been immersed

動詞immerse(~を没頭させる)の難易度が高いですね。動詞問題は選択肢の動詞の難易度が高くても、文法的に考えれば解けます。まず、主語がinternsで、空所がVです。Vではない(A)は×。他の選択肢は主述が一致しています。次に、態を見ると、(B)(C)が能動態、(D)が受動態です。空所後を見ると、目的語がありませんから、目的語が主語の位置に移動した受動態だと考え、(D)を選べば正解です。

もちろん、元々SVOOの形だった場合、受動態でも空所後に目的語が1つ残ります。ですが、SVOOの形になる動詞には難易度が高いものは少ないので、その場合は意味で考えれば解けます。

If you cancel at least 24 hours prior to the scheduled departure, you will not ------- the cancellation fee.
(A) charge
(B) have been charging
(C) charging
(D) be charged

ここでは、キャンセル客はキャンセル料を請求される側ですから、受動態の(D)が正解です。chargeはSVOOの形になるため、空所後に目的語が1つ残っています。能動態の(A)(B)も空所には入れられますが、意味的に×です。

本試験では、「主述の一致」と「態」のコンビネーション問題も出ます。主語の単複を確認しつつ、意味を考え、自信がなければ空所後の目的語の有無を解答のヒントにしましょう。

ということで、今日は、動詞問題の、「主述の一致」と「態」の基本問題を取り上げました。


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TOEIC文法問題の解き方5(品詞問題5)
今日はTOEIC公開テストでしたね。私は自粛中ですが、受験された方、いかがだったでしょうか。私は来週、学内TOEICの試験監督なので、頭の中でバーチャル受験します。

前回は、品詞問題で、副詞が正解になるパターンをいくつか取り上げました。前回取り上げた、動詞や分詞、動名詞に加えて、副詞は名詞以外の様々な品詞や節・文・句なども修飾します。

形容詞を修飾するパターンです。

Thank you for choosing the Persimmon Hotel in Sri Lanka, and we are ------- appreciative of your feedback.
(A) great
(B) greater
(C) greatest
(D) greatly

この、be動詞と形容詞の間に副詞が入る形は定番です。

節を修飾するパターンです。

This test is intended to help you find ------- what your strengths and weaknesses are.
(A) exact
(B) exactness
(C) exactly
(D) exacting

「正確に→自分の強みや弱みがなんであるのかを」と、疑問詞whatに続く名詞節を修飾するのは副詞です。

副詞が副詞を修飾するパターンです。

The new battery made by Cellton Tech can be recharged ------- faster than conventional products.
(A) substantial
(B) substance
(C) substantially
(D) substantiate

空所後の副詞の比較級fasterを修飾するのは副詞です。

副詞が不定詞の間に入るパターンです。

According to the art instructor, it takes between three and four weeks for acrylic paint to ------- dry.
(A) completely
(B) completion
(C) complete
(D) completing

空所の前がtoで、直後がdry(乾く)という原形動詞です。こうしたto不定詞のtoと原形動詞の間に入るのは副詞です。文法用語で分離不定詞と呼ばれる形で、TOEICでも出ます。

副詞はこれ以外にも出題パターンがいくつもあります。SVOCがそろっていて、空所が名詞以外を修飾していたら副詞を選ぶのが、品詞問題の鉄則です。

品詞問題はここまでにして、次回は動詞問題を取り上げます。

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TOEIC文法問題の解き方4(品詞問題4)
今日は、品詞問題で、SVOCがそろっていて、空所が名詞以外を修飾するパターンをご紹介します。このパターンでは、原則として副詞が正解になります。副詞が正解になるパターンは多岐に渡ります。その中から、代表的なパターンをご紹介します。

The townhouses are ------- renovated, with charming brick exteriors and modern interiors.
(A) freshly
(B) fresh
(C) freshest
(D) freshness

受動態のVのbe動詞と過去分詞の間に副詞(-ly)が入るパターンです。完了形の助動詞has/have/hadと過去分詞の間、進行形のbe動詞と現在分詞の間、助動詞と原形動詞の間に副詞が入るパターンも頻出します。動詞や、そこから派生した現在分詞、過去分詞、動名詞を修飾するのは原則として副詞です。

動詞を修飾するパターンです。

When Ms. Vargas arrived at the hotel with her client, the concierge ------- welcomed them.
(A) warmly
(B) warmness
(C) warmed
(D) warm

このように、SVの間の空所に副詞が入るパターンも頻出です。SVOCがそろった文末に副詞が置かれるパターンも頻出します。

動名詞を副詞が修飾するパターンです。

Clark Bank has revolutionized its lending business by ------- digitizing the loan application process.
(A) complete
(B) completion
(C) completely
(D) completed

空所後のdigitizing(デジタル化すること)は前置詞byの目的語です。ということは、文の要素がそろっていますから、空所に入るのは修飾語です。動名詞を修飾するのは副詞なので、(C) completely(完全に)が正解です。

注意点として、advertising(広告)やmarketing(マーケティング)といった単語は、ing形ですが、通常名詞です。以下のパターンでは副詞を選んではいけません。

Calvin Briggs is highly capable of developing ------- marketing strategies for small businesses.
(A) success
(B) successful
(C) successfully
(D) succeed

空所後のmarketingは名詞ですから、修飾するのは形容詞の(B) successfulです。

副詞は名詞以外を修飾するので、形容詞や副詞、文や節も修飾します。応用パターンも含めて、また次回に。


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