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『金のセンテンス』感想・誤植等報告用記事
本日発売の新刊『金のセンテンス』のご感想やご意見、誤植等は、当記事のコメント欄にてご報告いただければ幸いです。明らかな誤植があれば、出版社に連絡し、増刷時に修正させていただきます。なお、コメントにはすべて目を通し、参考にさせていただきますが、全部に返答はできません。あらかじめご了承ください。

いろいろとご感想・ご指摘いただき、ありがとうございます。増刷がいつになるかはわかりませんが、以下の情報をまとめて修正させていただきます。country(国)をcompany(会社)と見間違うなど、初歩的なミスもあり、申し訳ありません。

2刷対応予定
117 和訳 その会社の → その国の
235 和訳 試写会で、 → 上映時、
246 動:out-of-date → 同:out-of-date
295 解説 laptop(ノートPC 295)→laptop(ノートPC 034)
296 解説 balance 045 → balance 046
328 steepを索引に追記
定型表現120 quite a fewの連番 99→94

3刷対応予定
325 viable解説 2020年 → 2020年度 

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『金のセンテンス』発売
新刊『金のセンテンス』の正式発売日は2月20日ですが、大手書店の店頭には昨日あたりから並び始めました。画像は紀伊国屋書店新宿店と三省堂書店名古屋本店の売り場の画像です。これだけ書店の皆様に期待して頂ける本が出せて、著者としてとても嬉しいです。本が売れると関係者全員がハッピーになるので、勢いよく売れてくれることを願っています。

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朝日新聞出版のHPでは、Tシャツプレゼントキャンペーンがスタートしました。ご興味のある方は是非ご応募ください。

TOEICのプロ4人の著者による旺文社の奪取シリーズも発売になりました。著者のサイン会やイベントも予定されていますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。

『金のセンテンス』についてのご感想や誤植の報告等は、別記事にしますので、そちらのコメント欄にお寄せください。

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見本出来
図1 図1 toeic190206.jpg
20日発売の新刊『金のセンテンス』の見本が出来ました。出来立ての本は独特の香りがします。金フレよりかなり厚みがありますね。本の見本を見ると毎回、「こんなの、よく書いたなあ」と思います。もう一回書けと言われても絶対書けませんし、自分で書いたとはにわかに信じられない気もします。もちろん、言葉にできない感慨もあるのですが。

著者である僕自身は、全力を出し切って書きたい本が書けたので満足しています。なお、金のセンテンスの発売で特急シリーズが累計300万部に到達するようです。それも記念して、金のセンテンスの発売と合わせて、Tシャツプレゼントキャンペーンが行われます。まだサイトはオープンしていませんが、応募した方の中から抽選で100名様にプレゼントされる予定です。このTシャツによるスコアアップ効果は期待できませんが、試験会場に着ていけば、TOEICファンの方から声をかけてもらえるかもしれません。

今日届いた1月のスコアシートはオール100でした。新刊の見本も届いたし、いい一日でした。

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『金のセンテンス』製作裏話(後編)
『金のセンテンス』の例文を作る際、金フレのフレーズはあえて見ませんでした。まったく新しい本を作るつもりで執筆したかったからです(結果的に同じものがあるとは思いますが)。金フレの1000番の見出し語から順番に単語を選び、その単語が実際の試験でどのような形で出たのか、公式教材ではどのように使われているのか、を確認しながら、1つ1つの例文を作りました。公式教材での頻度や用例に関しては、早稲田大学の先生が開発した無料語彙分析ソフトのAntconcを参考にしました。公式教材をテキストデータ化しておけば、それぞれの単語の頻度や用例がすぐにわかり、とても便利です。

語注は、さまざま辞書を参考にしつつ、TOEICに出ない用例は思い切ってカットしました。解説は、金フレや銀フレの内容を更新しつつ、語源や雑学、TOEICの世界ネタを盛り込み、読者がなるべく飽きないようにしたつもりです(そうなっていなかったら私の力不足です)。特急シリーズは、通勤通学の車内での使用を想定しているので、読み物としての手軽さも必要だと私は思っています。

そうしてでき上がった原稿を出版社に送り、デザイナーさんと何度かやり取りをして、最初のレイアウト案が出たのは11月でした。それを見て、解説の追記や修正を行い、おおまかな形になったのは、発売2か月前の年末です。出版社によっては、この時点ですでに原稿が完成している場合もありますが、特急シリーズはまだまだ作業が続きます。

この時点で気になったのは、空きスペースです。最初の原稿では、解説の文字数は意識していなかったので、レイアウトに落とし込むと、当然空きスペースは出ます。年末までに、コラムを追加したり、解説を追記したりして、出版に支障はないレベルになってはいました。ですが、少しでも気になるスペースには、すべて解説を追記することにしました。「空きスペースは著者の手抜き」「面倒なことはやる」と自分に言い聞かせ、無い知恵を絞り出し、納得のいくレベルになったのが年明けです。

年明けには、例文の見出し語をすべて黒字にする変更も行いました。その方がはるかに見やすく、読者にとってもプラスになると考えたためです。1月の公開テストで目についた難語も盛り込みました。なお、『金のセンテンス』には、ページ番号がありません。索引もすべて例文番号です。金フレの場合はフレーズなので、ページ番号がわかれば、その単語のある場所は比較的簡単にわかります。今回は、ページあたりの情報量が多いので、ページ番号にすると、どこにその単語があるのかを探す手間がかかると考えたからです。

最終段階では、敏腕校正者が力を発揮してくれました。索引や参照番号のチェック、用語や訳語の並びの統一、といった膨大な作業を丁寧にしていだけたので、私はクリエイティブに専念できてとても助かりました。本は著者一人の力だけではできないと改めて思います。もちろん、誤植等のミスがあれば、それは著者である私の責任です。何十回も原稿に目を通し、ミスがないようにしたつもりですが、それでもどこかしら、見落としはあるかもしれません。発売時にこのブログに誤植・ミス等の報告欄を設けますので、コメントをお寄せいただければ幸いです。

先日観たドキュメンタリーDVDの中で、映画監督の宮崎駿さんが、映画作りの作業を、「賽の河原に石積んでるみたいなもんですよ」とおっしゃっていました。TOEIC本を書いていると、私もときどきそういう気持ちになります。果てしない作業の先にあるはずの、ゴールテープを切った瞬間の達成感や、読者の笑顔を励みに、フラフラになりながらかろうじて毎回ゴールしている気がします。書き終わってしばらくは、もう二度と書きたくない、といつも思うのですが、時間が経つと不思議とまた書きたくなります。今は単著を書くエネルギーが残っていないので、当面は、神崎正哉さんとの共著の執筆作業をボチボチ続ける予定です。もちろんやるからにはこちらにも全力投球します。


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『金のセンテンス』製作裏話(前編)
『金のセンテンス』の執筆を始めたのは、昨年2月です。TOEICに出る単語が詰まった例文集を作ってみたい、と思ったのがきっかけです。フレーズという言葉の断片を、ピリオドで終わる英文にきちんとまとめたい、という気持ちもありました。出版社から依頼を受けたわけではなく、どういう本になるのかもまったくわからず、とにかく書き始めました。とはいえ、やみくもに書いても仕方ないので、執筆にあたり、以下の3つのルールを決めました。

1. 金フレの見出しの1000語をすべて入れる
2. その1000語は重複させない
3. 例文はパート5の設問文の語数以下にする

当初は、1000語から適当に単語を選び、思いつくままに書き始めたのですが、すぐに行き詰まってしまいました。2の重複ルールに引っ掛かってしまうんです。まあ考えてみれば当たり前の話です。ランダムに1000語から単語を選び、重複なしで英文を作り続けるのは、ネイティブでも難しいかもしれません。少なくとも私には無理でした。

「1000語から3つ単語を適当に選び、それで英文を作る」「1番のanywayから順番に英文を作る」といった方法も試してみましたが、だめでした。何の脈絡もない3語を使って例文を作るのは無理がありますし、1番からスタートすると、序盤で頻出語を使い切ってしまい、早々に英文が作れなくなってしまいます。

重複をOKにすれば話は簡単ですが、それだと例文数が増えてしまい、読者の学習効率や本の完成度が下がるでしょう。どうしたものかなあ、としばらく途方に暮れていたのですが、逆転の発想で、試しに1000番からスタートしたら、何とうまくいきました。難語は文脈が限られるので、比較的例文が作りやすかったんです(もちろん、試行錯誤は続きましたが、いける、という感覚がありました)。そういう訳で、この本で最初に作った例文は、金フレの1000と999を使った、「Through your unwavering efforts, your vocabulary has grown exponentially.」です。

なお、単語の品詞が異なる場合や多義語は重複しています。たとえば、offerは動詞と名詞で1回ずつ出てきますし、outstandingは「未払いの」と「卓越した」の意味でそれぞれ1回ずつ出てきます。その方が読者にとってよいと私が判断しました。

例文の語数は23語以下に設定しました。公開テストやIPテストで、パート5の設問文の語数を数えたところ、長くて23語だったためです。エクセルで例文の語数は簡単に計算できるので、オーバーした場合はその都度調整しました。360本の例文のうち、9割は20語以下で、平均語数は約15語です。

次に決める必要があったのは、例文の並び順です。今回は、金フレのように、スコア別に章分けはしていません。360本それぞれの例文に、アルクのSVL12000を参考にした難易度を数値で設定し、難易度順・語数順に並べました。青山学院大学の「英文語彙難易度解析プログラム(Word Level Checker)」等、ネット上の無料プログラムも活用しました。

こうした作業を経て、360の例文の第一稿が完成したのは9月でした。最後の例文を作り終えた際、とてもすがすがしかったのを覚えています。その後、TOEICに精通した2名のネイティブチェックを受け、ああでもないこうでもないと調整し、11月末についに英文が完成しました。長くなったので、解説やレイアウト等の製作裏話は次の記事で。

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